Nine Forward スタートレック掲示板過去ログ No.63281: ただの自分語り

◇-ただの自分語り-ゆきのぶ(9/11-11:27)No.63281
　┗Re:ただの自分語り-オールドトレッカー(9/11-21:16)No.63282

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63281	ただの自分語り	ゆきのぶ	20/9/11-11:27
僕がスタートレックにハマるきっかけになったのは、小学生の頃に「スタートレック2 〜カーンの逆襲」をみた時でした。パンフレットに書かれたエンタープライズ号のメカニック解説に心が踊ったものでした。考えれば「宇宙の帝王」をみてなかったのに、楽しめたわけです。当時はインターネットもパソコン通信もなく、新しい情報を仕入れる手段がわかりませんでした。そんな中でハヤカワ文庫はまさに情報の宝庫でした。小学生・中学生時代の乏しいお小遣いで、古本屋を廻り、それこそ貪るように読み漁りました。高校生になると学校の近くのレンタルビデオに、TOSのビデオが入荷し、毎週2本ずつ借りて見まくりました。ある日「スタートレック88（TNG）」が入荷。スキンヘッドの艦長に違和感を覚えながら、さらに未来的なテクノロジーにワクワクしたものです。映画はST2以降、公開されれば足を運び、パソコン通信に加入しては情報収集に余念がなく、インターネットが普及してからはこのサイトを含む、情報サイトを読みまくりました。スカパーに加入してからは、何度も再放送されるTNG,DS9，VOYを繰り返しみて過ごしていました。 ENTとネメシスを最後に、スタートレックの新作がなくなってからは、渇望甚しかったものです。その状況からすると、今の状況は本当に楽しくてたまりません。映画はBEYOND以降、しばらくお預けですが、ディスカバリー、ピカードだけでなく、新シリーズが続々スタートし、それらがアメリカでの放送から1日で、しかも吹き替えを見ることができるこの状況に、幸福感を覚えています。 DSCやピカードと、過去のシリーズの整合性や、映画シリーズへの不満が多いようですね。でも先日DSCを見直していて「TOSと同じような表現の特撮をやられても、楽しいか？」とつくづく思ってしまいました。ホログラム通信はTOS当時アイデアとしても無かったものですし、胞子ドライブもロストテクノロジーとなりました。なぜディスカバリーやバーナムがのちの歴史に登場しないかの理屈も提示されました。製作者たちが、見事な辻褄合わせをしてくれている結果でしょうね。これからも、この方針で新作を作って欲しいなとしみじみ感じています。たんなる自分語りにお付き合いいただきありがとうございます。

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63282	Re:ただの自分語り	オールドトレッカー	20/9/11-21:16
記事番号63281へのコメントゆきのぶさまスタートレックとの出会いや色々な場面での思いを、楽しくまた懐かしさも含めながら読み入らせて貰いました。早川SF文庫、懐かしいですねえ。全巻勿論買いましたが、初期の方のものはページが擦りきれるほど読みました。今年、息子に私の書斎(小さいものですが)を子供部屋として譲ることになり、積み上げてあった多くの本を泣きの涙で処分しました。個人的な青春の思いでの本、絶版どころか今は出版社すら無くなった文庫本、単行本‥一般的な価値はともかく、個人的には思い入れがありありな雑本の多く‥ 勿論ＳＴ関係もその一大勢力なのですが、大型本、写真集、パンフレットは即効数少ない生き残り本になりましたが、問題はＳＴ小説本、特に早川ＳＦ文庫本‥ 目も悪くなったので、字も小さい小説本は、あっても使い道もなく、でも、どうしても処分できなくて、納戸に置いて、その後の何回かの処分をすり抜けました。ある日、帰宅すると妻から納戸の不要品を処分したよ、と言われて見てみるといつもの場所にＳＴ文庫本や単行本の段ボール箱がなく‥まぁ仕方がないかと思っていたら、「上の棚を見て。」と妻が。そこには納戸の床に置いていた箱が棚の上に収納されていて。妻曰く「読めもしない本なのに、最後まで捨てられなかったんだから、これは残しといていいんじゃない？」と言い、さらに「勝手に処分したら離婚されかねないものね。」と笑いながら。もちろんＳＴは大好きですが妻や子供達に比べたら勝るはずもなく、「それは、ないない。」と二人で大笑いしましたまあ、ボロボロのＳＴ小説本ですが子供達がいつの日か興味を持つかも？なんて思っています。