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ディープスペースナイン エピソードガイド
第57話「2024年暴動の夜」(前)
Past Tense, Part I

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・イントロダクション
宇宙暦48481.2。シスコ達は連邦のガンマ宇宙域に関するシンポジウムに招かれた。ディファイアントで地球に到着する。海を見て何度見ても飽きないと言うシスコ。ダックスは海は紫の方が、キラは緑の方がいいと言う。※1「我が家に勝るところなし」と言うベシア。クルーはプロクシマ修理工場※2のドラズマン提督※3との会食に招かれているが、長話や正装がおっくうなので行かないと言うオブライエン。それが嫌だから少尉のままだという。ダックスはキラとオドーも誘うが断る2人。そこへDS9から緊急通信が入る。相手はクワークだ。グランド・ネーガスからドミニオンに会ったとき仲介したことを忘れるなと言うメッセージを受けていると言うクワーク。そのことはきちんと艦隊に報告すると言うシスコ。さらにクワークはネーガスのいとこのベロンゴ※4がアルデバラン3号星※5で連邦に拘束されていると言う。誤解を解いて欲しいと言うのだ。クワークが金儲けの秘訣第111条、と言ったところでシスコが「恩を売った相手は家族同然、こきつかえ」※6と引き継ぐ。驚くクワークに今読んでいるところだと言うシスコ。できるだけのことはすると言うシスコ。だが第217条も忘れないで欲しいと言う。「魚はおかには上がれない」※7と言い、言いたいことは十分伝わると思うとクワークは言った。
地球上に降下するため転送機に乗るシスコ、ダックス、ベシアの3人。シスコはキラに後を頼むと言い、転送させる。しかしすぐオブライエンがおかしいと言う。転送機の密閉フィールドのパワーに揺らぎがある。パワーを安定させたのにセンサーによると3人はサンフランシスコ※8では実体化していない。消えてしまったのだ。
シスコとベシアは寝ているところを銃を持った男2人に起こされる。ここはどこだとシスコが聞いても答えない。片方の男、カルヴェラ※9はもう一人をヴィン※10と呼び、夜勤明けだから早く帰ろうと言う。ヴィンは自分たちは法の番人だからと言い、変わったパジャマだなとシスコ達に言う。そしてロゴ※11はどこかと聞く。何の事か分からないシスコ。ID、身分証明だと言うヴィン。UHCカード※12、滞在パスは、とさらに聞いてくる。艦隊司令部じゃないのかと聞くベシア。またディム※13が2人増えたと言うヴィン。シスコはその制服とショットガンに見覚えがあると言う。前に保護区域※14にいたときに見たんだろうとヴィンは言う。シスコは保護区域と聞くと、今何年だと聞く。昨日と同じだ、2024年※15と答えるカルヴェラ。そして連れて行かれる2人。すぐそばの階段の下にはダックスが横たわっていた。
※1: それぞれトリル星、ベイジョー星の海の色

※2: Proxima Maintenance Yards

※3: Admiral Drazman

※4: Belongo

※5: Aldebaran III 「デバラン3号星」ではありません^^;

※6: No.111 "Treat people in your debt like family... exploit them."

※7: No.217 "You can't free a fish from water."

※8: San Francisco 艦隊司令部やアカデミーがある

※9: Bernardo Calvera (Al Rodrigo)

※10: Vin (Dick Miller)

※11: Logo 俗語

※12: UHC card "Universal Health Care" の略

※13: dim 俗語。もともとの意味は薄暗い、かすかな

※14: Sanctuary District

※15: つまりシスコの時代からすると、347年前。現在の27年後。現在からすると、西暦1650年に迷い込んだことになります


・本編
ダックスのそばを男が通りかかった。声をかけ、ダックスを起こす。狩り※16にあったのかと聞く。強盗のことだ。ダックスはそうみたいと答える。クレジットチップ※17やIDは、と尋ねるがダックスはコミュニケーターを指し、ブローチ以外は取られたと答え、友人と旅行していたのだがはぐれたと話す。男はIDなしで歩き回らない方がいいと言い、近くのオフィスでインターフェイスの端末※18を貸そうと言う。ダックスは礼を言うと、男はクリス・ブリナー※19と名乗った。ダックスもジャッジアと名前を言うと、珍しい、オランダ系と聞くブリナー。笑うダックス。危機に瀕した美女を助けるなんてめったにないと言い、手を取りダックスを連れて行くブリナー。そばのビルに入る。
オブライエンは転送機のチェックを行っている。そこへ戻ってくるキラ。艦隊の方に連絡したが、やはり3人は実体化していないと言う。こちらの転送ビームは開始直後から崩壊し始めたというが、オブライエンはそんなことはありえないと言う。実体化したことは間違いないが、どこでかがわからない。異常はさきほどの密閉フィールドの揺らぎしかないが、調整すればすむことだ。船体に付着していたクロニトン分子※20に反応しただけだからと言うオブライエン。クロニトン分子は遮蔽装置から発生するもので、時々船体に付着する。今まで何回も転送機を使っていたのにと言うキラ。なぜ今回だけと言うオブライエン。その時転送直前にエネルギーの放出が記録されていることに気付いた。手がかりにはなる。
ベシアは最初は転送ショック※21のせいか気分が優れなかったが今はよくなったと言う。ここへ来るときにゴールデンゲートブリッジを見たのでここはサンフランシスコだと話す。コミュニケーターも倒れているときに盗まれてしまったようだ。タイムスリップしたようだ、ダックスはどこだと言うシスコ。ダックスを探し出し、帰る方法を見つけると言う。
ヴィンにいわれ、保護区域の中に入る2人。中は薄汚い格好をした人たちでいっぱいだ。この時代は間違いもあったが24世紀の地ならしになったというシスコ。これは最悪の間違いだというベシア。保護区域は2020年初頭までにアメリカ全土に作られた施設だ。保護区域の中に入れられているのは犯罪を犯した人ではなく、職業や住むところのないという人だ。それが21世紀と言う時代だと言うシスコ。ヴィンはカルヴェラに帰りたければ帰れと言うと、シスコ達を連れて行く。

※16: jacked 俗語

※17: credit chip

※18: Interface terminal

※19: Christopher Brynner (Jim Metzler)

※20: chroniton particles TNG第124話 "The Next Phase" 「転送事故の謎」にも登場

※21: transporter shock


ダックスはブリナーのインターフェイスの端末を使い、IDの再発行申請を行った。本人だと信じてもらえるのに手間取ったと言うダックス。滞在パスとクレジットチップも送られてくる。ブリナーはダックスの顔を見て変わった模様だと言う。入れ墨だと言うダックス。日本※22で入れたのかと聞くブリナー。以前ブリナーもやっていたという。だが社会に出るときに取った。みんなに合わせないとやっていけないといい、魂を売ったと言うところかなと言うブリナー。ダックスは何の仕事をしているのかと聞く。ブリナーは驚いた様子で、広報の担当者に文句を言っておかなくてはと言う。ブリナーインフォメーションシステム※23の、インターフェイスネットワークのチャンネル90の、と説明するブリナー。急にあのクリス・ブリナー、と言うダックス。友達の当てはあるのかと聞くブリナー。それがまるで、と答えるダックス。
シスコは手の指紋と顔の写真を記録させられる。インターフェイスを操作し始めるヴィン。セーフテック※24と言う企業の宣伝が流れる。2人の指紋の記録はないという反応が返ってきた。IDも、指紋の記録も、インターフェイスアカウントもないというヴィン。それなら出してくれというベシアだが、ヴィンは認められないと言う。続いて2人にこれを受けろとボードを渡し、テストの説明をする。後ろへ下がるシスコとベシア。
キラはンゴモ提督※25のメッセージに返答している。来るならシャトルできてくれるようにだ。オブライエンが何が起こったのかとわかったという。原因は太陽からまれに起こるエネルギー放出だ。それが船体に付着していたクロニトン分子に異常に高い極性を持たせ、それが転送ビームの行き先を変えてしまったのだ。どこへと聞くキラ。場所ではなく、時間を変えてしまったと言うオブライエン。何日か、何週間かと聞くキラ。オブライエンは何百年だろうと言った。
シスコとベシアは順番を待たされている。ヴィンに文句を言うベシア。ヴィンは残業代のためだと言う。ベシアが時間稼ぎかというと、ディムにしちゃ頭がいいと言うヴィン。引き下がるベシア。シスコは壁にあるカレンダーを見て、何かに気付く。戻ってくるベシア。心を病んでいる人もいるのに適切な治療がされていないと嘆く。シスコはカレンダーを見るようにいう。2024年8月30日だ。そしてベル暴動※26を知っているかとベシアに聞く。名前だけならというベシア。アメリカ史上最大最悪の市民暴動だとシスコは説明し、それは9月初めにこのサンフランシスコ保護区域Aで起こったものだった。早くここを出ないと、暴動に巻き込まれてしまうと言うシスコ。
※22: さすが…

※23: Brynner Information Systems

※24: SafeTech

※25: Admiral Ngomo

※26: Bell Riots


ベル暴動について尋ねるベシア。それは住民が職員を人質に取り、政府軍が強硬突入し何百人もの住民が死んだと言うものだった。これから起こることがわかっているのに何もできないなんてというベシア。だがシスコはそれが大きな歴史の転換点になると説明する。ベル暴動の名前の由来になったガブリエル・ベル※27のおかげでだ。彼も保護区域の住民で、人質の命を守った。政府軍は人質が殺されたと言う情報で強硬突入したのだが、人質は無傷で、最後にはベルは自分の命を捨ててまでも人質を守り、英雄になった。そこから世論が巻き起こり、アメリカ合衆国は100年続いた問題に終止符を打つことになったのだ。だからもし自分たちが干渉してしまうと、歴史の重要な転換点を消すことになると言うシスコ。その時2人はヴィンに呼ばれた。テストを持ち、奥へはいる2人。
女性職員リー※28がテスト結果を見ている。シスコ達に、登録はディムになっているがギミー※29だった、驚いたと言うリー。ギミーというのはここの俗語で、援助が必要とされている人たちのことだ。ディムは援助しないのか、と尋ねるベシア。ディムには援助より病院が必要だと言う。滞在場所はないのか、身寄りの人はいないのかと尋ねるリー。友人と旅行中だったがはぐれたと言うシスコ。連絡を取る方法もない。それなら当分の間ここにいてもらうしかないと言うリー。仕事はというシスコだが、不況のため、なかなか得ることができないとリーはいう。そして2人に配給カード※30を渡す。これをもっていれば配給ポイントで水と食料を手に入れられるのだ。寝泊まりするところは、と聞くベシア。どこでも自由に使っていいと言うリー。出て行こうとする2人に、警備員には逆らわないように、そしてゴースト※31に気をつけるように忠告する。ゴーストと言うのは保護区域での生活に適応していない人々のことだ。シスコは礼を言うと出ていく。
ダックスはコミュニケーターでシスコとベシアを呼び出そうとするが、返答はない。そこへ入ってくるブリナー。ホテルを5日間分とってくれたのだ。これから友達を探すと言うダックス。ブリナーは部下に探させたが、外見と一致する人物は市内の病院にはいないと言う。安心したと言うダックス。また会いたいと言うブリナー。友達も見つかっていれば一緒にという。見つかるといいねといい、ダックスを送り出すブリナー。
シスコ、ベシアは寝るためのビルを探しているが、どこへ行っても満員だと言われる。当局は次々と人をほおりこんだだけだ。ベシアは座ってつぶやいている老人を見て、この人だってこんなところへ閉じ込める必要はないという。ちゃんと治療すればこの時代であってもまともな生活が送れるというベシア。21世紀でも、有効な薬※32はあるからだ。この時代の人々は何もかもあきらめているというシスコ。これでは事態は悪くなるだけだと言うベシア。シスコは今に変わるという。時間はかかるが、21世紀の人間も自覚し始めると。ベシアは地球人も、本質ではカーデシア人やロミュラン人と同じなのだろうかと話す。惑星連邦に何かの災害が起きて、社会に恐怖や絶望が広がったときに、理想を貫けるのか、もしくはこのようになってしまうのかと言うベシア。シスコは艦隊士官として、まずそのような事態を防ぐのが使命だと言う。
2人はゴーストにやられている人のところへ出くわす。止めようとするベシア。しかしベシアを止めるシスコ。ゴーストの一人が何か文句があるのかと言ってきた。何もない、自分たちは新入りだと言うシスコ。男はB.C.※33と名乗る。寝場所を探しているだけだと言うシスコ。そういうことならよそを当たれと言うB.C.。2,3日もすればここの暮らしにすっかり慣れると言う。

※27: Gabriel Bell

※28: Lee (Tina Lifford) 名前は出てきません

※29: gimme

※30: ration cards

※31: ghost

※32: schizophrenia 訳されていません

※33: B.C. (Frank Military) Biddle Coleridge の略


ディファイアントでは、オブライエンたちが分極化したクロニトン分子の中に転送ビームを通し、同じようにタイムスリップすることを考えている。だがシスコ達がどの時代に行ったのか見当もつかない。分極化したクロニトン分子の崩壊を考えると、5,6回しか試せないと言うオブライエン。キラはかけてみるしかないと言う。しかしミイラ取りがミイラになるかもしれないこの任務を引き受ける人がいるかしらと言うキラ。「2人馬鹿を知ってる」というオブライエン。2人の顔を交互に見るオドー。
片隅で眠っているベシアに、シスコが朝食を持ってきた。もし戻れたらカーデシア製のベッドの寝心地が悪いなんていわないと言うベシア。笑う2人。ほかの人は配給の列に並んでいる。食べ終わったら、ビルの屋上から全体を見渡してみようと言うシスコ。出られると思うかと言うベシアに、見てみるまではわからないとシスコはいう。
シスコは昨日のビルの前へ行き、中へ入れてくれるように頼むが男は承知しない。取り引きしようと言うベシア。何を持ってると言う男に、答えることができない。よそへ行ったらどうだ、と言われ離れる2人。しかしすぐに男は呼び止め、取り引きしてやってもいいと言う。
シスコ達は制服を渡し、その代わりに中へ入れてもらった。目立たなくてすむというシスコに、みんなと同じように臭いと言うベシア。奥へ進むと、中年の男ウェブ※34が近づくな、とナイフを突き出してきた。新入りだ、屋上を見せてもらいたいだけだと言うシスコ。ウェブのそばには横たわっている息子、ダニー※35がいる。どうしたのかと聞くベシア。ゴーストに襲われ、妻が医者を呼びに行っていると言うウェブ。ベシアは医学の心得がある、みせてくれという。シスコがジュリアン、と止めようとするがみるだけだというベシア。ダニーの様子を見ると、何か消毒するものはないかとウェブにいう。ウェブは上へ取りに行く。仲間ができたなと言うシスコ。
ビルから離れるシスコとベシアに、医者が必要だ、協力してくれというウェブ。もう診療はやっていないというベシア。ウェブはすぐ出られる気でいるなら間違いだと言う。協力しない限り生き延びることはできないと言う男。ほっといてくれというシスコに、ここを出たいんじゃないのかというウェブ。現状を打破するためには、団結して外部に訴えるしかないと言う。勝手にすればいいとシスコはいう。ウェブは一緒に戦う気になったらいつでも歓迎すると言い、離れていった。
ブリナーはディナーを開いている。ダックスも正装し、話に加わっている。客はブリナーにニュージーランドへ行っていたのかと言う。スキーをしていたというブリナーに、フランスの学生デモが激しくそんな暇はなかったという客。ネオ・トロツキスト※36が阻止すると言っていたじゃないかというブリナー。ゴール派※37ほど力はないと言う。ヨーロッパは崩壊すると言い、その点アメリカはその心配はないと言う客。わかりませんよと言うダックス。驚く客。ブリナーはダックスは強盗に襲われたから悲観的になっているんだと言う。ブリナーのおかげでIDの再発行もできたというダックス。客はIDなしでうろついているところを見られたらきっと保護区域へほうり込まれていたと言う。ダックスはブリナーを後ろへ呼び、そのことは本当なのかと尋ねる。友達が保護区域にいるかもしれないという。ブリナーは保護区域の情報はネット※38で公開されていないから難しいというが、自分は顔が利くと言う。
シスコたちは配給の列に並んでいる。このままでは朝になってしまうというベシア。シスコは後どれくらいか見てこようと言い、離れる。一人になったベシアのところへB.C.たちが近づいてきた。ベシアをつかみ、配給カードを出すようにいうB.C.。戻ってきたシスコは手を放すようにいう。そしてけんかが始まってしまう。必死に抵抗する2人。それを見ていた一人の男※39がシスコを殴っていたB.C.をひきはがし、殴り倒した。シスコを助けようとしている間に、男は後ろからB.C.にナイフで刺されてしまう。倒れる男。B.C.は配給カードを奪おうとするが、警察が来るため逃げ出す一味。シスコとベシアは急いで男のそばに近寄り助けようとするが、男は死んでしまう。警察が来る寸前、シスコは男の配給カードを持ちだす。逃げる2人。
ビルの谷間に隠れ、警察をやり過ごすシスコたち。助かったというベシア。今はな、といい先ほどの配給カードを見せるシスコ。シスコたちを助けて死んだ男は、ガブリエル・ベルだったのだ。

※34: Michael Webb (Bill Smitrovich)

※35: Danny Webb (Richard Lee Jackson)

※36: Neo-Trotskyists

※37: Gaullists ドゴール派ではありません^^;

※38: Net 現在のインターネットの進化したものだと思われます

※39: (John Lendale Bennett)


医療キットがあれば、もしくは病院に担ぎ込むことが出来さえしていたら、というベシア。自分たちのせいで英雄が死んでしまったのだ。暴動が起きれば、人質はどうなるかわからない。全員殺される確率が高いというシスコ。そうなれば未来はどうなるんだろうと言うベシア。我々がなんとしても人質の命を守らなければならないとシスコはいう。
キラとオブライエンは21世紀の服に着替えた。だが許可を得られなかったというオブライエン。シスコたちを探す間に、歴史の流れが乱れることを恐れているのだ。ライト提督※40を呼んでというキラ。そういうと思っていたと言いつなごうとするオブライエン。だが艦隊から応答がない。ブリッジに入って来たオドーも艦隊の保安部と話していたら急に通信が途切れたという。通信アレイには問題はない。キラは干渉波があるのかもしれないと言い、広域亜空間シグナルにするようにいう。それでもだめだと言い、オブライエンは地球の軌道上にある衛星ネットワークに直接信号を送ろうとする。しかしあるはずの衛星ネットワークごと消えている。スペースドック、軌道上の基地※41、火星のユートピアプラネシア造船所、金星の開拓ステーション、そして宇宙艦隊本部。この区域にあるはずの連邦の施設が全て消えている。唯一感知できるのは、アルファ・ケンタウリ星近くのロミュランの信号だ。そんなばかな、というキラ。オドーはもしかしたらシスコたちが歴史の流れを変えてしまったのではないかと言う。ならこの船だけなぜ残っているのかと言うキラ。わからないというオブライエン。だがすぐに分極化したクロニトン分子がディファイアントの外壁に張りつき、ある種の亜空間バブルを作り出したと言う。それによって歴史の変化を免れたのかもしれない。テストをしてみなくてはわからないが、今は確かにこの船以外は何もないと言うオブライエン。
シスコとベシアはウェブのところにやってきた。気が変わったんだというシスコ。ウェブは人数は多いほどいいと言う。みんな仕事を世話してやるからとここに来たのに、今は面接もこないという。何をするのかと言うシスコ。明後日、管理センター※42までデモ行進をすると言うウェブ。ギミーも、ディムも、ゴーストも全員だ。犯罪者とは違う、こんな仕打ちを受けるいわれはないという。声をかけようというシスコ。ウェブは子供や女も、そして身なりを奇麗にしてデモに望むようにいう。自分たちは社会の落ち零れではないと言う。
ブリナーは電話を受け、ダックスにやはり2人は保護区域Aにいると伝える。いつ連れ出せるのと聞くダックス。1万人以上いるのだから探し出すだけでも一苦労だと言うブリナー。時間はかかるが心配ないという。もともと困っている人に食事と寝床を与えるところだからと言うブリナー。ならなぜ高い壁を張り巡らせてあるのと言うダックス。ブリナーは答えられない。
シスコとベシアはデモに来るように声をかけて回っている。500人には伝えたが、まだ9000人以上いる。周りが慌ただしくなった。ダニーに話を聞くシスコ。警官がディムとけんかを始めたのだ。パパを探さなきゃというダニー。シスコとベシアはすぐに向かう。
管理センターの周りは大騒ぎになっている。カルヴェラが集団の暴行を受けている。シスコは銃を取ると一発発射し、カルヴェラを管理センターの中に連れて行くようにいう。センターの中はB.C.たちが占拠していた。逃げられやしないというリー。だがB.C.はできないことはないと言い、リーを壁に押しやる。そこまでだ、といい入ってくるシスコ。B.C.はあの新入りかという。カルヴェラを後ろへ連れて行き、並べておくようにいう。政治声明を発表するというB.C.。シスコはベシアにカルヴェラを中に入れるようにいう。おれたちはこの機会をずっと待っていた、必ず目的を遂げるというB.C.。シスコに相づちを求める。シスコは「俺はベル。ガブリエル・ベルだ。」とB.C.に言うのだった。
※40: Admiral Wright

※41: orbital habitats

※42: Processing Center


・To Be Continued...

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