USS Kyushuトップ | エンタープライズ | エピソード
HOSHI.SA.TO ENTERPRISE

── 最後のフロンティアは新たな始まりを迎える ──

総合情報 レギュラー エピソード
ENTERPRISE エピソード紹介 過去エピソード/第2シーズン (3)

ご注意
以下の内容には、本国での「エンタープライズ」エピソードに関するネタバレ・噂・未確認情報を含んでいます。全て放送前の情報を基にしたものなので、内容は必ずしも保証できません。各エピソードの解説情報は、下に行くほど古いものになります。

先の放送内容を知りたくない場合は絶対にご覧にならないことをおすすめします。
第34話 "The Communicator" 直訳題「コミュニケーター」
映像

予告編 [Vidiot]

















放送日 2002年11月13日

監督 James Contner
原案 Rick Berman, Brannon Braga
脚色 Andre Bormanis

ゲスト:
Gosis (Francis Guinan VOY "Ex Post Facto" 「殺された者の記憶」のクレイ長官、"Live Fast and Prosper" 「宇宙詐欺師ダーラ」の Zar 役)
Dr. Temec (Brian Reddy)
異星人兵士 (Jason Waters)
ペル大尉 (ティム・ケレハー TNG "All Good Things..." 「永遠への旅」のゲインズ大尉、VOY "Survival Instict" 「ボーグの絆を求めて」のフォー・オブ・ナイン役)
異星人バーテン (デニス・コックラム TNG "Face of the Enemy" 「ロミュラン帝国亡命作戦」のコーヴァレン輸送船船長、VOY "Live Fast and Prosper" 「宇宙詐欺師ダーラ」のオレク役)

[11/03] リードは前ワープの異星人惑星を訪問中、誤ってコミュニケーターを置いてきてしまう。アーチャーと共に重要な技術を取り戻すために引き返し、2人を敵のスパイだと疑う兵士たちに捕らわれる。一方、タッカーとメイウェザーは以前捕らえた、破損した Suliban 細胞船の遮蔽技術を使い、アーチャーとリードが処刑される前に救出しようとする。

[11/03] アーチャーとリードは異星人の当局に捕まり、2人は「遺伝子改造された敵のスパイ」だと疑われ、死の宣告を受ける。
アーチャーとリードにとって幸運なことに、T'Pol、タッカー、メイウェザーは捕らえた Suliban 船を使って救出するために向かう。探知を避けるために Suliban 船の遮蔽装置を使い、クルーは捕まった船の仲間を救出する。

[10/03] コミュニケーターを捜しに戻った上陸班は捕まり、同じ惑星の敵勢力が派遣したスパイだと疑われる。「艦隊の誓い」型のエピソード

[09/22] ・アーチャーとリードが戦争の瀬戸際にある前ワープ文化へ、秘密調査任務の最中になくしたコミュニケーターを取り戻すために戻り、状況は悪化する。

[09/22] ・アーチャーたちが異星人のメイクで登場
レビュー

視聴率 3.0/占拠率 5%

レビュー

The Trek Nation

Television Without Pity

Star Trek Hypertext [2.5]

Trek 5 [4]

ScoopMe

TrekWeb

Trek 47 [5/10]

Monkee's Place [9/10]

Psi Phi [7]

StarfleetCom.net [C+]

[01/23] Starfleet Library [3]









第35話 "Singularity" 直訳題「特異点」
映像・画像

予告編 [Vidiot]

画像 [STARTREK.com]





放送日 2002年11月20日

監督 Patrick Norris
脚本 Chris Black

ゲスト:
カニンガム (Matthew Kaminsky)

[11/03] 「日常的な」エンタープライズの一日、クルーは定例任務が些細なことでいつもとは違う奇妙な強迫的行動に変わることを知る。クルーの間に増え続ける、異常で時には滑稽な行動には次のようなものがある。アーチャーは父親についての伝記の序文を書くことに夢中になる。タッカーは艦長席を完璧に調整することに固執する。サトウは料理に取り付かれる。リードは戦術警報を気遣う。

[10/03] ・エンタープライズが三重恒星系にあるブラックホールを調査している時、船がこの星間現象に近づいたことによりクルーに奇妙な効果が起こる。

[10/03] ・三重星系に向かうエンタープライズ、ブラックホールなどの映像効果あり
視聴率

視聴率 3.1%/占拠率 5%

レビュー

The Trek Nation

TrekWeb

Trek5.com [4/5]

Star Trek Hypertext [2.5/4]

StarfleetCom.Net [A-]

monkee's place [8.5/10]

Trek 47 [7/10]

TrekPulse.com [4/5]

Television Without Pity [A-]

Psi Phi [6.5]

Starfleet Library [4]

第36話 "Vanishing Point" 直訳題「消失点」
映像・画像

予告編 [UPN.com]

画像 [STARTREK.com]

















放送日 2002年11月27日

監督 David Straiton
脚本 Rick Berman, Brannon Braga

ゲスト:
ホシの父親 (キーワン・ヤング DS9 "If Wishes Were Horses" 「夢幻の刻」のバック・ボカイ役)
ベアード乗組員 (Morgan Margolis VOY "Living Witness" 「700年後の目撃者」のヴァスカン役)
ロウズ乗組員 (Carly Thomas)
異星人その1 (Gary Riotto)
異星人その2 (Ric Sarabia)

[11/09] 転送機を初めて経験した後、サトウは同じ人間なのかを疑うような異常な出来事が自分の身に立て続けに起こる。恐れと無力さを感じたサトウは不安になり、突然起こった様々な奇怪な出来事の原因を考える。気がおかしくなってしまったのではないか、もしくは転送機が彼女を変えてしまったのか、それとも異星人の脅威が迫っているのか。

[11/03] サトウが経験するほぼ全てのことは幻覚である。惑星から転送収容された後、異星人が船を吹き飛ばそうとしていると暴露しようと考えるが、実際はサトウは単にたった 8秒間だけ転送回路に囚われているだけだ。また、「ビーミング (beaming、転送)」という言葉が初めて使われる。

[10/12] ホシ・サトウが初めて転送機を体験することになる。奇妙な効果のせいで彼女が正しく再構成されなかったと思われ、彼女の存在そのものが危険にさらされる。

[10/12] サトウとタッカーが異星人惑星で古代遺跡を調査している時、「極性嵐」が近づいたためにエンタープライズへ転送収容せざるをえなくなる。サトウの初めての転送体験であり、何らかの奇妙な効果が始まり、そのせいで正しく再構成されなかったと思われる。異星人の工作員が関係しているのだろうか?

[09/26] ・エンタープライズは異星人惑星に到着する。アーチャーは土壌サンプルを手に入れ、地表の写真を撮るためにシャトルポッドを派遣するが、惑星に居住している異星人はこのことがあまり気に入らないことがわかり、数人の人質が取られてしまう。会話は、サトウが異星人の言語を解読できないようだという事実のせいで、上手くいかない。運良く、結果的にこれらの問題は解決されたようであり、アーチャー艦長が土壌サンプルを返し写真を破棄すると、人質は無事解放された。
・残念ながら同時に、奇妙なことがホシ・サトウに起こる。初めサトウは T'Pol に異星人言語で話しかけられるが解読できず、簡単にベアード乗組員が理解する。T'Pol はサトウにしばらく非番でいるように求め、ベアード乗組員が通信部を担当するよう配置すると伝える。サトウは依然とても混乱しているが、後のシーンで視聴者も同じ反応を示すことになる。ブリッジで、アーチャーと T'Pol が全くこの命令に気づいておらず、なぜサトウがまだ任務についていないかを不思議がるためだ。
・サトウ自身もまた、更に矮小な存在に思えはじめ、全クルーが彼女を無視して過ぎ去り、コンピューターでさえも命令を受けるのを拒否する。壁を抜けられることを発見し、すぐに理由がわかる。実質的に幽霊になっており、壁を抜ける能力を手に入れたが、この世界との連絡方法は全て失った。同時に異星人の仕業だと知り、彼らも秘密裏にエンタープライズのデッキの一つに爆発物を仕掛けている。
・エンタープライズのクルーはすぐにサトウが消えたことがわかり、これは転送事故の結果起きたと考える。アーチャーが亜空間通信を介してホシの父親に連絡する準備をしている丁度その時、サトウ自身は作戦室に着いて艦長に異星人が船を破壊しようとしていることを警告する。アーチャーが悲しみに揺れるホシの父親と辛い会話をしている時、サトウはメッセージを伝える方法を見つけようとする。会話の終わりまで何も効果がないようだが、その時手を電子装置に押しつけると、わずかな電子反応を引き起こし、かすかに青い光を明滅させられることに気づく。この新発見の能力と、自分のモールス信号の知識を使って、アーチャーの気を引こうとする。異星人が破壊行為を成功させる前に、メッセージを伝えられることを祈って…。

[09/26] ・サトウはエンタープライズが出会った新たな異星人文化との会話を補佐するが、上陸任務によって未許可で写真と地表サンプルを得たことで、人質問題が急浮上する。アーチャーはサンプルを返し画像を破棄することに同意して人質の解放を勝ち取るが、T'Pol 副司令はサトウに万能翻訳機が簡単に言語を解読したと話す。サトウが翻訳機で無数のアルゴリズムを実行したが失敗しており、この少尉は当然のことながら困惑する (視聴者も)。
・サトウは会話を補佐するためブリッジに戻りたがるが、T'Pol はアーチャー艦長がサトウをしばらくの間解任し、代わりにベアード乗組員を彼女の持ち場につかせたと知らせる。サトウは T'Pol のよそよそしい口調に困惑するが、すぐに全てのものが見た目と同じというわけではないと悟る。
・ターボリフトに乗ろうとしてドアが閉まると、サトウはパネルが命令に応じないことに気づく。別のクルーがリフトに加わるとやっとで動きだし、医療室に向かうがドクターPhlox も彼女に気づいていないようだ。
・翌朝、全ては上手くいったようであり、リードが人質問題の交渉は上手くいって物品は返却されたと報告するために、惑星地表のシャトルポッドに到着する。シャトルポッドがドック入りの準備をする中、T'Pol はブリッジに着きサトウが持ち場にいないことに気づいて驚く。アーチャーは彼女がまだ非番でいて欲しいと考えているかもしれないと仮定し、T'Pol に部屋からサトウを連れてくるよう提案する。
・すぐにストーリー初めの転送機事故の犠牲者となり、クルーはサトウが死んだと考えるようになる。サトウ自身も、実は以前から人物や環境と干渉できないことに気づいていなかった。アーチャーはベアード乗組員に、地球のサトウの家族を呼び出すよう頼み、すぐに作戦室に入ってサトウ氏に知らせを伝える準備をする。その時サトウがドアを抜けて現れる。つまり幽霊のように通過して歩いたのだ。すぐに艦長に、エンタープライズ船上に船を破壊するよう計画された異星人の破壊活動があることを、何とか伝えようとする。だがアーチャーには聞こえず、ホシの父親と会話をし始める。
・アーチャーは彼に娘が事故に巻き込まれたと話すが、起こったことを正確に伝えることができず、次の言葉が出てこない。サトウは必死に艦長と会話しようとするが、現状では不可能であり、操作しようとする全ての物体は単に肉体が通過するだけだ。船長と父親が辛い会話を進める中、サトウは過去のことを思い出し、誰も言っていることに気づかなかったと悟る。手を天井近くの装置に押し入れると、光とわずかな音が実際に起こるようだということに気づく。
・ホシの父親はついに知らせを耳にし、アーチャーに後からもう一度呼び出してもらうように頼む。会話が終わると、サトウは伝達能力を開発し計画を考え出す。つまり船長が聞こえるようなモールス信号を生み出すために、部屋の隅の装置を操作するのだ。この特異な状況下でも冷静なサトウは、これがエンタープライズを救う唯一の方法だと決心する…。
視聴率

視聴率 2.5%/占拠率 4%

レビュー

The Trek Nation

TrekWeb

monkee's place [6/10]

Voyager's Delights [C-]

Television Without Pity [D]

Trek5.com [1/5]

ScoopMe!

Ain't It Cool News [3/5]

Star Trek Hypertext [3.5/4]

Phi Phi [5.5]

第37話 "Precious Cargo" 直訳題「貴重な貨物」
映像・画像

予告編 [UPN.com]

画像 [STARTREK.com]























放送日 2002年12月11日

監督 David Livingston
原案 Rick Berman, Brannon Braga
脚色 David A. Goodman

ゲスト:
Kaitaama (Padma Lakshmi)
Firek Plinn (Leland Crooke DS9 "Honor Among Thieves" 「非情の捜査線」などの Gelnon 役)
Firek Goff (Scott Klace DS9 "Juggernaut" 「憎しみはコロナの果てに」の Dremk 役)

[11/27] タッカーは誘拐者たちから魅惑的な異星人女性を救出し、彼女を捕らえた者から逃げなければならない。その過程で、意外でロマンチックな冒険も行う。一方、アーチャーは異星人誘拐者の一人をエンタープライズに捕らえ、トゥポルの助けを借りて、乗り気ではない捕虜にタッカーの位置を教えるよう圧力をかけるための計画を考案する。

[10/24] タッカーは異星人貨物船に乗り、仮死状態の美女が入っている休眠ポッドの修理を手伝う。その女性が誤って目覚め、乗客ではなく捕虜であることを明かす。

[10/24] タッカーは非常に狭い部屋で女性と過ごす。その女性 "Kaitaama" は Tiburrian で、インド人女優 Padma Lakshmi によって演じられる。
エンタープライズは Retellian 貨物船の救難信号に応え、タッカーは乗船して仮死状態の Kaitaama を入れている休眠ポッドを修理する。その女性が誤って目覚め、乗客ではなく捕虜であることを明かす。状況は混乱し、タッカーは彼自身と彼女の両方を救助しようとするが、Kaitaama の頑固な個性のせいで事態は複雑になる。
タッカーと Kaitaama は小さな一人用脱出ポッドに詰め込まれる。
Retellian 貨物パイロットは Leland Crooke と Scott Klace が演じる。

[10/06] ・エンタープライズは異星人貿易船の救難信号に応え、クルーを船に招く。2人の、やや気味が悪い異星人 Firek Goff と Firek Plinn がエアロックから現れ、アーチャーに手助けしてもらったことを深く感謝する。Goff は彼らの船が珍しい貨物を運んでいることを明かす。それは停止ポッドに入れられた、若い女性だ。
・貿易業者たちは女性を母星へ帰すために雇われたが、旅は非常に長く、彼女を仮死状態にした。だがポッドが異常を起こしはじめ、彼らは他のシステムからパワーを流用してポッドを稼働し続けざるをえなかった。Plinn はアーチャーに彼女が母星に着くにはまだ更に 5ヶ月かかり、十分な物資や、万一彼女が起きた場合の部屋がないことを心配していると話す。その船は貨物用であり、人間向けには設計されていなかった。貿易業者にとって更に悪いことに、もし女性を届けることができなければ、報酬がもらえない。
・タッカー中佐は貿易業者の問題を手助けするために参加し、Goff は「自分たちがリフレッシュ」できないか許可を求める。アーチャーは快く認め、シャワーと食事を与える。
・Goff はシャワーを浴び服装を綺麗にした後、アーチャーの作戦室を訪れる。艦長は貿易船がワープ2 以上を維持できないと話し、エンタープライズはワープ4.5 で航行すれば 1週間以内に女性の惑星へ着くと付け加える。
・Goff は丁重に辞退し、これ以上迷惑をかけられないと言うが、アーチャーは話を進め、貿易業者に新たな文明とファースト・コンタクトすることが任務の一部だと話す。もう一度 Goff は断り、アーチャーは貨物室に船を収容することを申し出て、取り引きさせやすくしようとし、貿易業者と女性に NX-01 の旅への同行を許す。
・しかし Goff によると、それは単純な選択肢ではない。彼は取り引きが細かく予定されており、今後 5ヶ月は到着しないと考えているため、女性の家族でさえも今の時点では母星にいないと言う。貿易業者はアーチャーの食事の申し出を受けず、2人は宇宙の旅へと戻る。残された船長は困惑する…。

[10/06] ・異星人船からの救難信号に応えた後、エンタープライズは 2人の異星人 'Firek Goff' と 'Firek Plinn' の船に技術的な補助を申し出る。長い旅によって汚れ、気味の悪い彼らはエンタープライズの真横で船にドックづけし乗船する。
・異星人たちは救難信号がついに受信されたことで安心する。生物学的に停止した状態で輸送されなければならない、重要な乗客がいたからだ。問題の若い女性は船の資源を節約するために停止状態であり、まだ目的地に着くまで 5ヶ月かかる。だが彼女の停止容器は故障しており、彼らは必死にそれが稼働できるように多くの資源を流用していた。
・異星人船は乗客向けではなく、タッカーは修理を手伝いたがる。一方 Goff は、彼とクルーが旅に戻る前に清潔にし、温かい食事を食べられるようにエンタープライズの施設を利用できないか、控えめに求める。
・アーチャーはお互いに有益な取り決めを提案し、異星人たちに彼らのワープ2.2 能力の船より遥かに速く飛べる、エンタープライズでの旅を提案する。船長は Goff が道中での未発見の非居住惑星の紹介を容易にすることを希望する。Goff は心配し、以前に立てられた通りの計画に固執したがる。アーチャーの申し出を拒否し、様々な問題から乗客を適切な時期、つまり 5ヶ月で届けなければならないと言う。船長は多少疑問に思うが、とりあえずは温かい食事を客に与えることにする。
視聴率

視聴率 3.1%/占拠率 5%

レビュー
Star Trek: Hypertext [0]

TrekWeb

Television Without Pity [D]

Trek5.com [4/5]

monkee [7.5/10]

ScoopMe!

The Trek Nation

Voyager's Delights [D+]

Psi Phi [3]

Voyager's Delights [C+]





第38話 "The Catwalk" 直訳題「狭い通路」
映像・画像

予告編 & 画像 [STARTREK.com]





























放送日 2002年12月18日

監督 Mike Vejar
原案 Mike Sussman, Phyllis Strong

ゲスト:
Tagrim (スコット・バークホルダー DS9 "When It Rains..." 「嵐の予兆」のヒリヤード役)
乗組員その1 (Elizabeth Magness) "Minefield" 以来の登場
異星人大尉 (ブライアン・カズンズ TNG "The Next Phase" 「転送事故の謎」のパレム、"Descent, Part I and II" 「ボーグ変質の謎(前後編)」のクロシス役)
Renth (ザック・グルニエ)
異星人艦長 (Danny Goldring DS9 "Civil Defense" 「暴徒制圧モード始動」のレガート Kell、"Nor the Battle to the Strong" 「戦う勇気」のバーク、VOY "The Killing Game, Part I and II" 「史上最大の殺戮ゲーム(前後編)」のアルファ・ヒロージェン役)
異星人その1 (Sean Smith)
Guri (アーロン・ラスティグ VOY "Ex Post Facto" 「殺された者の記憶」のベニーン・ドクター役)

[12/18] 致命的な放射性の嵐がエンタープライズを脅かし、全クルーは 8日間に渡って狭いメンテナンスシャフトに避難しなければならない。嵐を切り抜ける中、クルーは異星人の侵入者たちがエンタープライズを盗もうとしていることを発見する。その過程で、クルーの安全な避難所は死の罠に変わるかもしれない。異星人を止めて船を救うため、アーチャーと士官たちは時間、そして致命的な嵐と闘わねばならない。

[11/07] 致命的な中性子嵐が急速に接近し、エンタープライズは逃げることができない。全クルーは船中で最も厳重に守られた場所に何日間も隠れる。そこはワープナセル内のメンテナンスシャフトだ。クルーは異星人のグループにも避難場所を提供するが、彼らは自分たちについて全てを明らかにしているわけではなかった。

[11/07] 「中性子嵐」がエンタープライズにワープ速度で急速に接近し、船は逃げることができない。クルーは何日間も「キャットウォーク (狭い通路)」に隠れざるをえない。その用語はタッカーが各ナセルの長さに渡って走るメンテナンスシャフトを表す際に使うもので、船中で最も厳重に守られている。狭い区画に 83人のクルーが詰め込まれているにも関わらず、アーチャー艦長は素晴らしい仲間とは言えない異星人のグループにも避難場所を与える。更に悪いことに、彼らは危険となる可能性のある秘密を隠していた。

[10/17] ・冒頭でアーチャー、タッカー、メイウェザーが異星人惑星を訪れる準備をしている時、エンタープライズは船に呼びかけられる。3人の異星人、Rellus Tagrim、Renth、Guri がビュースクリーンに現れた。エンタープライズへの乗船を求め、それには十分な理由があった。イオン嵐が近づいているのだ。
・エンタープライズのクルーナセル内の狭い場所、「キャットウォーク」に移ることで嵐を乗り切る準備をする。そこは近づく嵐の放射能に影響されないだろう。アーチャーは異星人たちと仲を深めようとする。彼らは Takreta星系から来ており、現在位置から非常に遠く離れていた。Guri はアーチャーに 3人が実は星図作成者であると話し、艦長はとても感銘する。
・クルーが新しい部屋に移動を続ける一方、Phlox は十分な空間を割り当てられないため、彼の生き物の一つを見捨てざるをえないところまできていた。だが T'Pol は寛大に規則を曲げ、彼 (と愛らしい Edosianナメクジ) は少し広い部屋を許された。タッカーは Tagrim、Renth、Guri に部屋を共有するように頼み、数人の機関部スタッフと共に部屋を与えられた。タッカーが去ると、Guri と Tagrim は密かに 2人で話す。Guri はまだ嵐をやり過ごすには時間があると言うが、Tagrim はエンタープライズにいる方が安全だと頑固だ。明らかに彼らの状況に不安な Guri は、星図作成について何も知らないことを明かし、NX-01 のクルーが質問し始めることを気に揉む。
・アーチャーも移動の準備を進めており、作戦室で個人的な物をいくつかまとめる。残りのクルーも新しい部屋に慣れ始めており、アーチャーはキャットウォークに通じる区画を移動する。その際いろんなクルーと会話し、そのうちの一人とはクロスワードパズルを手伝ったりさえする。サトウたちと一緒の部屋になったリードは、ソニック歯ブラシで歯を磨く。
・第2幕で、エンタープライズで最も謎めいたキャラクターの一人が登場する。そう、ほかならぬ「シェフ」自身であり、クルーに食料パックを配っていく人物だ。リードはメニューにチキンが目立つことに多少不満をもつ。「これ以上鳥を食べたら、羽が生えてきそうだ」と顔をしかめる。夕食を始めると、サトウとメイウェザーは何かが燃えている臭いに気づき、リードとタッカーが調査に向かう。
・異星人たちが自分たちの料理をしていることがわかり、異星の肉を焼くために熱する道具を使っている。タッカーはショックを受ける…異星人は不安定なマニフォルドの上に座っており、料理をすることで下のプラズマに点火するかもしれない。Renth は怒って、彼らは食料パックを食べられないと話すが、この機関士は同情しない。
・間に合わせの司令エリアでのスタッフミーティングで、T'Pol はアーチャーとタッカーに二酸化炭素レベルがここ数時間で 12%上がっていることを知らせる。タッカーは、その前に「うるさくて、臭くて、無礼な」ものを強いられ、異星人たちの料理を非難する。アーチャーは穏やかに、タッカーが彼らに同じ部屋になるよう頼んだことを思い出させる。
・クルーは長期間を過ごしており、アーチャーは T'Pol にクルー数人を深く知ってみるように勧める。船長はたまには一度タッカーのポーカーゲームに加わるべきだと提案しさえする。突然警報が鳴り、乗組員がアーチャーに左舷前方に物体が探知されたと知らせる。だがそれはすぐに消える。
・その後第3幕で、タッカーは船の状況をチェックするために機関部へ向かう。環境スーツを着て、デッキを這って歩きワークステーションへ移動する。全てのライトは消えており、船は多少幽霊的な感じをもっている。エンジンの概要を調査している時、彼は奇妙な機械音に気づく。調べに向かうと、タッカーは点滅するいくつもの装置がワープ反応炉コントロールにつけられていることに気づく。
・その時ハッチが開き、2人の異星人が反対側から機関部に入ってくる。タッカーは影に隠れ、見知らぬ者たちが梯子を下りコントロールの方へ向かってくる。異星人は影に隠れたままであるが、タッカーは彼らの会話を耳にする。磁力圧縮機の調整がずれているようだ。彼らは問題を修正するのに失敗し、機関部を離れブリッジへ行く。
・タッカーはワークステーションへ移り、内部センサーを使って船の他の部分を調べる。カメラがブリッジ映像へ移り、6人の異星人がコンソールで作業していることがわかる。不思議なことに、タッカーが異星人を拡大すると、Tagrim や友人たちと同じ種族ということだけがわかる。更に、異星人たちは武器庫と第1発射ベイを占拠しており、全員武装していた。戻る途中、タッカーは窓の一つを目にし、エンタープライズの右舷ドッキングポートに異星人船がドッキングしていることだけがわかった。
・タッカーの説明を聞いた後で、アーチャーは Tagrim たちと対面することにする。Tagrim は侵入者たちについて何も知らないと言うが、彼らは Takritオーダーの士官たちのようだと話す。Renth は Takritオーダーは第一評議員の個人保安部隊であると説明する。「奴らは下劣で堕落してる…信じてくれ、本当に何も関係ないんだ!」と叫ぶ。だが Phlox のスキャンによって 3人がイオン嵐の効果に免疫があることがわかり、アーチャーは Takritオーダーに彼らを引き渡すことにする。
・Renth はパニックになり、アーチャーに白状する。つまり、彼らは評議員に雇われていたが適正な報酬をもらえず、評議員の持ち物をいくつも盗んで売った。彼は Takritオーダーがクルーには興味はなく、欲しいのはエンタープライズだけだと付け加える。突然、船が揺れる。異星人たちは注入機を作動させ、ナセルの稼働準備が始まる。
・第4幕が始まり、異星人がブリッジにいるシーンとなる。異星人の一人が彼らの艦長に、操舵コントロールを可能にするには航行サブシステムを迂回させる必要があると知らせる。だがそれでも彼らはどこにも行こうとしない。異星人たちはワープドライブの亜空間フィールドを安定させるため、彼らの船から装置を受け取る必要がある。
・一方アーチャーと T'Pol は船を取り返す計画を立てる。2人は調理室に入って通信ジャンクションの一つにアクセスし、ブリッジの異星人たちとコンタクトを取る。一旦異星人がメッセージを受けると、アーチャーは誇張した「発狂した艦長」の演技を行う。残りのクルーは死に、クルーの死体と一緒に Tagrim、Renth、Guri も排出したと訴える。異星人艦長は彼にブリッジへ来るように求め、アーチャーはエンタープライズをプラズマ渦へ突っ込ませると脅す。
・そしてアーチャーはタッカーとメイウェザーに信号を送る。メイウェザーはキャットウォーク内に取り付けた、間に合わせの操舵コントロールを使って、エンタープライズをプラズマ流の方へ向ける。異星人たちは混乱するが、彼らの艦長はアーチャーの要求に従うのを拒否する。メイウェザーはエンタープライズを消滅させる針路へ進め続け、全艦が揺れる。
・機関部では、2人の異星人がコントロールで作業をしており、環境スーツを着た T'Pol が入って彼らに発砲する。異星人たちはワークステーションに隠れて撃ち返すが、アーチャーが背後から忍び寄っていることに気づかなかった。彼は位相銃を向けて異星人を麻痺させる。事態は良くなっているようだが、それもメイウェザーが操舵コントロールを失うことで終わってしまう。タッカーによる素早い作業のおかげで、問題はすぐに避けられる。
・怒った異星人艦長と彼の部下の大尉は、ワープ反応炉のコントロールを取り戻そうとするアーチャーと T'Pol を止めるために機関室へ向かう。アーチャーは異星人たちがコンソールの一つに近づいていることに気づき、T'Pol をキャットウォークへ戻させる。そしてタッカーに連絡し、混乱させるために 環境スーツのブーツを磁力化してデッキにつけるように指示する。異星人が機関部に入り武器を準備するが、アーチャーは前もって準備していた混乱を引き起こすように命じる。船は左右に振動し、異星人たちは転んで武器を落とす。
・位相銃を振りかざし、アーチャーは異星人に船をプラズマ流への直進針路にロックしていることを話す。「もちろん、私の予測が間違っているかもしれないが」と言い、船は再び揺れる。異星人たちは話を飲み、右舷エアロックへ向かって、エンジンが可能な限り速いワープで去っていった。
視聴率

視聴率 3.0%/占拠率 5%

レビュー

The Trek Nation

TrekWeb

Television Without Sky [A-]

monkee's place [9/10]

Trek5 [3/5]

ScoopMe!

TrekPulse [4.25/5]

Psi Phi [7.5]

次のエピソード | 最新のエピソード情報

総合情報 レギュラー エピソード

USS Kyushuトップ | エンタープライズ | エピソード ご意見・ご感想はateban@mars.dti.ne.jpまで