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HOSHI.SA.TO ENTERPRISE

── 最後のフロンティアは新たな始まりを迎える ──

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ENTERPRISE エピソード紹介

ご注意
以下の内容には、本国での「エンタープライズ」エピソードに関するネタバレ・噂・未確認情報を含んでいます。全て放送前の情報を基にしたものなので、内容は必ずしも保証できません。各エピソード内での解説情報は、下に行くほど古いものになります。

先の放送内容を知りたくない場合は絶対にご覧にならないことをおすすめします。
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(6/13) "Demons""Terra Prime"、シリーズ・フィナーレ "These Are the Voyages..." レビュー

(5/22) "Terra Prime" & シリーズ・フィナーレ "These Are the Voyages..." レビュー

エピソード一覧 過去の放送分
76Zero Hour 77Storm Front, Part I 78Storm Front, Part II
79Home 80Borderland 81Cold Station 12
82The Augments 83The Forge 84Awakening
85Kir'Shara 86Daedalus 87Observer Effect
88Babel One 89United 90The Aenar
91Affliction 92Divergence 93Bound
94In a Mirror, Darkly, Part I 95In a Mirror, Darkly, Part II 96Demons
97Terra Prime 98These Are the Voyages... [最終話]
第94話 "In a Mirror, Darkly, Part I" 直訳題「鏡におぼろに(前編)」
画像・映像

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放送日 2004年4月22日

監督 James L. Conway

脚本 Mike Sussman

ゲスト
マックスウェル・フォレスト船長 (ヴォーン・アームストロング) ENT "The Forge" 以来の登場

[04/05] ・特別な 2部作の前編で、暗黒の別宇宙で展開する。不道徳で帝国主義となっているエンタープライズのクルーは、新たな船長に率いられている。アーチャーは不誠実な副長としてついていた。敵対する異星人の領域での任務中、クルーは驚くべき発見をする (初代の「宇宙大作戦」シリーズに直接つながる)。
・一方その別宇宙では、権利欲の強いアーチャーが計画を企んでいた。相手はフォレスト船長、恋人のサトウ、忠実な奴隷のトゥポルだ。そのため彼は、その発見を巡る争いに全力を傾けることができる。その後、フロックスはアーチャーが必要とする情報のため、捕らえた異星人を楽しみながら拷問する。

[02/14] ・ディファイアントを使うのは Mike Sussman のアイデア。鏡像世界はマニー・コトのアイデアで、当初は "Storm Front" を鏡像世界の誕生としたいと考えていた。
"The Forge" でセラットを創った時と同じ CGI スタッフが、ゴーン人を担当

[02/01] 鏡像世界で、アーチャー副長はフォレスト船長に反乱を起こす。ソリア領で発見された、未来の地球船を手に入れるためだ。

[02/01] ・こう思いを巡らせたことはないだろうか。「うーん、もう一つの世界では何が起こっているんだろう。自分の悪の分身は、いま何をしているんだろう」 さて、アーチャー船長と仲間に関してそう考えたことがあったならば、そのための楽しみが待ち構えている。撮影を終えた最新エピソードは、"Mirror, Mirror" 「イオン嵐の恐怖」で導入された (そしてスタートレック/ディープ・スペース・ナインで何度も再登場した) 平行世界で全てが起こる、初の 2部作の冒険だ。だが NX-01 の時代のものである。
・エンタープライズのセットは改装され、俳優はテラン帝国の一員に変わるために衣装を調整した。宇宙艦隊と、結果的に連邦の対をなす、暴力的な帝国だ。そして通常の世界で息絶えたキャラクターは、こちらでは生きながらえている。マックスウェル・フォレストだ。地球に属する提督は、今回に限り悪のエンタープライズで船長席に座っている。副長の名は、アーチャー中佐だ。ヴォーン・アームストロングはセットに凱旋し、SF では誰も実際に死んだままでいるわけではないことを喜んだ (サブレギュラーのフォレスト提督は、"The Forge" で死んだ)
・この 2部エピソードは "In a Mirror, Darkly" といい、両方の脚本を長年のスタッフ脚本家、Mike Sussman が書いた。前に報告したとおり、Sussman はストーリーを「"Mirror, Mirror" の前史であり、"The Tholian Web" 『異次元空間に入ったカーク船長の危機』の続編です。2つとも私が好きなエピソードです」と表現した。全ての行動は鏡像世界で起こり、通常のスタートレック現実との相互作用はない。「前編」で、アーチャー副長はソリア領で発見された船の情報を得る。それによってテラン帝国は恒星間の反逆者に対し、遥かに技術的な優位を得るだろう。アーチャーはフォレスト船長に、他の艦隊との合流を取りやめ追跡することを説得させようとする。だが船長は拒否した。そこで冷酷なアーチャーは反乱を起こし、エンタープライズを乗っ取る。謎の船は地球船で、100年未来のものだと判明する。
・その船は御存知の通り、コンスティテューション級宇宙船の U.S.S.ディファイアント (デファイアント) NCC-1764 だ。"The Tholian Web" において、ソリア領で空間の狭間に消えた (カーク船長を乗せたままになりそうだった)。そこでセットデザイナー、美術監督、建設班は刺激的な機会を得ることになった。最深部に至るまで、オリジナル・シリーズのブリッジを再現することだ。だがディファイアントにするためにわずかな違いがあり、ターボリフトとなりの金色の銘板などだ。これは TOS 以後の番組で、TOS ブリッジが表現される 3度目となる。だがこれほど完全に再現されるのは今回が初めてで、完全な 270度のセットが使われた。"Relics" 「エンタープライズの面影」 (新スタートレック) では、完全なブリッジ・セットの約半分だけが造られ、映像に登場した。"Trials and Tribble-ations" 「伝説の時空へ」 (DS9) では、狭い部分だけが現代のキャラクター用の背景として使われ、登場したエンタープライズ・ブリッジの残りは TOS 映像の再利用だった (だが廊下などのセットは、完全に再現された)。今回の新作セットは左端の科学ステーションから始まり、ビュースクリーンの辺りまで続いている。中央の船長席と、操舵席も含まれる。
・だがこのエピソードに施された興味深いセットデザインは、それだけではない。建設済みのエンタープライズ・セットは、全て通常の NX-01 ロゴがテラン帝国のシンボルに置き換えられた。"Mirror, Mirror" と同じ、剣が垂直に地球を突き刺しているものだ (注釈:「テラン帝国」という言葉は、実際には DS9 の "Crossover" 「二人のキラ」で導入された)。全てのセットは様々な方法で改装されたが、医療室は特に生体解剖者の研究室に見えるようにされた。あちこちに死んだ生物が置いてある。鏡像のドクター・フロックスは卑しい悪人で、あるシーンではまだ息をしている動物を解剖している。セット装飾以外では、照明が通常と異なって施された。シーンに暗く、不吉な感触を与えるためだ。
・一つの新しいエンタープライズのセットがあった。尋問室で、"Mirror, Mirror" で登場した「拷問ブース」を備えている。フロックスと「リード少佐 (Major Reed)」が、その発明に関わったことがわかる。哀れな鏡像チェコフ。
・主要俳優の全員が、厳しい、または少なくとも異なった外見に改造された。例えば、スコット・バクラの髪は黒に染められた。ジョリーン・ブラロックの髪は明るく、長くなった。リンダ・パクには目の濃いメーキャップが施された (マルナ・モローの任務を与えられる)。コナー・トリニアーは防御が弱いワープ反応炉に長年さらされたせいで、顔の半分が放射能火傷を負った (髪型のせいもあって、"The Menagerie" 「タロス星の幻怪人」のパイク大佐を思い出すかもしれない)。
・悪の世界の制服も、"Mirror, Mirror" と同じパターンを踏襲している。青い NX-01 のジャンプスーツは、男性には装飾がつけられた。革ひもと武器ベルト (全員短剣を持っている) が備え、テランのバッジとそれぞれの勲章を身につけている。女性のジャンプスーツは完全に変えられ、裸の上腹部が見えやすくなっている。フロックスの服装は黒い革製で、ドクター・メンゲレの特徴を与えている (このスーツはとても厚く、締め付けられたジョン・ビリングズレーは座ることができなかった)。この次元ではトラヴィス・メイウェザーは MACO 軍曹であるため、アンソニー・モンゴメリーは異なった作業着を着た。
・「前編」の主要撮影は 1月1日月曜に始まり (マーティン・ルーサー・キング記念日は休まなかった)、先週の 25日火曜まで続いた。うち 6日は、異なったエンタープライズのセットで使われた。7日目はディファイアントのセットだけで、「後編」の主要な場所となる。ブリッジに加えて、TOS 型の廊下が建設された。かなり損傷しており、ジェフリーズ・チューブもある。"Trials and Tribble-ations" で使われたセット部品と同じではないが、同じ設計図が基礎として利用された。その廊下にはある種の六角形の格子が使われており、オリジナル・シリーズでお馴染みのものだ。セットデザイナーは、60年代に造ったのと全く同じ会社から、その格子を手に入れてきたことが判明した!
・前編でディファイアントは荒れており、"The Tholian Web" の混乱のせいだったり、ソリア人が手に入れようとした計画のせいだったりしている (「後編」で綺麗になる)。加えて、アーチャー一行が初めて入ると、ブリッジのあちこちに死んだクルーが見つかる。NCC-1701 のクルーが残したのと、全く同じ場所だ。
・この製作については、本当に多くの刺激的な内容が何ページも続くかもしれない。読み続けても構わないなら、いくつか更に面白い事実で誘おう。史上初めて、ソリア人が実際にどのような姿かを目にすることになる。"The Tholian Web" では、ロスケーン司令官がビュースクリーン上に登場し、非常に角張った容貌だった。だがそれが頭なのかヘルメットなのか、種族はヒューマノイドなのか別のもっと変わったものなのか、決してわからなかった。この答えはソリア人が汚染除去室に転送収容され、アーチャーがサングラスを通して見ることで明らかになる。ソリア人はデジタル的に製作後に創られるが、撮影中には「追尾スーツ」を着た人物がいた。除去室での生物の動きを行った。
・まだ続けたいなら、更に 2つの重大なネタバレがある。このエピソードのオープニング場面は、鏡像世界におけるスタートレック史の衝撃的な修正版だ。このシーンは、実際に「旧型」のパナフレックス・カメラでフィルム撮影された。現在番組で通常使用されている、ソニー高解像度デジタルカメラの代わりだ。そのため修復されたようなシーンは、ある映画からの映像と滑らかに融合する。どの映画かわかるまでは、そう長くかからないはずだ。
・このオープニング場面は、その後修正されたタイトル場面に続く。宇宙探査のイメージは暴力のイメージに変わり、「フェイス・オブ・ザ・ハート」は軍国主義的な「戦争のドラム」マーチに変わり、テラン帝国のシンボルで意気揚々と締めくくられる (これは Sussman の脚本で求められている内容である。タイトル場面はまだ製作されていないので、番組放送までに変わるかもしれない)。
・先に述べたとおり、ヴォーン・アームストロングは鏡像フォレスト役でセットに戻ってきた。"The Forge" でエンタープライズを離れて以来だ。善なる提督としてのお馴染みの配役を除くと、アームストロングはスタートレックのフランチャイズで最も出演作の多いゲスト俳優となった。8種の異なった種族で、少なくとも 11人の異なったキャラクターを演じた。はじめは TNG の "Heart of Glory" 「さまよえるクリンゴン戦士」で、クリンゴン人の「コリス」だった。このエピソードのその他のゲスト俳優は、全員ごくわずか、またはセリフなしだ。よく見るスタントマンが何人も鏡像 MACO を演じ、Shawn Crowder、Yoshio Iizuka、Paul Sklar、Mickey Cassidy である。Craig Baxley Jr. はチームの一人となる、戦術士官を演じる。一人のテラライト人と数人のヴァルカン人も鏡像エンタープライズに乗っており、エキストラが演じる。
"In a Mirror, Darkly" はJames Conway が監督し、TNG 以来全ての ST シリーズで経験がある。エンタープライズをパイロット版 "Broken Bow" 「夢への旅立ち」で開始させ、それ以来一シーズンに一話の割合で監督してきた。前回は "Damage" となる。今回は Mike Sussman の今シーズン 6話目の脚本で、先週の "Babel One" と予定されている "Affliction" も含まれる。
・鏡像世界連続ストーリーの「前編」は、現在のところ 4月15日に放送予定。そして次週に「後編」が続く。DVD を出して、あらかじめ "Mirror, Mirror""The Tholian Web" を観ておくのをお忘れなく。

[01/28] ・スタートレック/エンタープライズのファンは、第4シーズンが重要な出来事の連続だったことに気づいているだろう。それはこの前史シリーズの歴史と、これまでのスタートレック世界を結びつけるものだ。
・これまで素晴らしい連続ストーリーを目にしてきた。一つはヴァルカンの社会的な歴史を扱い、かなり荒涼とした母星が舞台となった。一つはエリック・スン博士に焦点が当てられ、彼はデータの製作者ヌニエン・スンの先祖だった。その他のエピソードには "Daedalus" があり、転送機の「父」、エモリー・エリクソンについてのものだ。予定されているストーリー展開では、クリンゴン人の額の謎を取り扱う。加えて 27日金曜の夜から始まる三部作では、オリジナル・シリーズ時代の異星人を細かく描く。アンドリア人、オリオン人、テラライト人であり、ロミュラン戦争の前兆となる。このようにして長年のファンの注目を集める、さまざまなストーリーが続く。
・それでもストーリーがそれほど魅力的ではないと思うのなら、恐らくシーズン4 のとどめの一撃となるのは、2部ストーリーの "In a Mirror, Darkly" だろう。この脚本では鏡像世界を再訪するが、フォレスト船長とアーチャー副長の権力闘争に焦点を当てている。そして非常に特別な宇宙船の発見が描かれる。このストーリーは脚本家 Mike Sussman の案出であり、製作総指揮マニー・コトと共に脚色も担当した。コトは後編の原案も書いた。Sussman によると、このエピソードは「"Mirror, Mirror" 『イオン嵐の恐怖』の前史であり、"The Tholian Web" 『異次元空間に入ったカーク船長の危機』の続編です。2つとも私が好きなエピソードです」
・このエピソードができあがるまでには、長い計画期間があった。「私ははじめ、このアイデアを 2〜3年前に思いつきました。単独エピソードにするには大きすぎたんです。でもマニーが 2部でやることを提案して、実現する鍵になりました」と Sussman は言う。
・ヴォーン・アームストロングのファンは、フォレスト役で再登場すると聞いて喜ぶはずだ、たとえ一ひねり加えたものであっても。このフォレストは、こちらの世界の善なる提督とは全てが異なる。ほとんどは。もちろん鏡像世界キャラクターの素晴らしい点は、本当の世界のキャラクターをわずかにひねったことにある。副長であるアーチャーは、船の指揮計画に自由な裁量権をもっている ("Mirror, Mirror" 「イオン嵐の恐怖」を思い出して欲しい)。誰が指揮しているかに関わらず、忠誠を誓う相手を変えさせ、女性 (サトウ) を取り戻すことは言うまでもない。
・別のフォレストを演じることは、アームストロングにとってとても楽しいことだった。既に自分のシーンの撮影は完了した。いつも陽気なこの俳優は、最終日に鏡像宇宙船の指揮官としての「アクション」についてコメントした。「25年間 (の演技) で、女性を手に入れたことはなかったんだ。でも帰ってきて手に入れた! 素晴らしい」
・スコット・バクラも、ヴォーンの復帰にユーモアを感じることができた。「前に彼を殺さなかったっけ?」と、エンタープライズのセットの外でジョークを飛ばした。
・「ああ、でも今度の死に方のほうがずっといいね!」と、ヴォーンは鏡像キャラクターの迫りくる運命について応えた。「本当」のキャラクターである高潔なフォレスト提督は、早過ぎる、しかし英雄的な運命を迎えた。"The Forge" において、連合地球大使館でソヴァルを爆風から守ったのだ。3年以上追いかけてきたキャラクターとしては、あらゆる点で非常にあっけなく、恐らくあっけなすぎるものだった。だが鏡像世界の利点は、たとえ短命で終わる予想がつく、危険な場所であっても第二の演技を描けることだ。ヴォーン・アームストロングは、新スタートレックの第1シーズンにまでさかのぼる、最も多数の回に出演したゲスト俳優の一人だ。今回は終わったかもしれないが、間違いなく今後戻ってくるだろう。今のところは、この「鏡」の中でのフォレスト船長と、彼の指揮ぶりを楽しみに待つとしよう。
・25日火曜は、James Conway 監督による "In a Mirror, Darkly" 前編の撮影最終日だった。同時にそれ以上に、歴史的な日だった。撮影がコンスティテューション級ディファイアント (デファイアント) のブリッジへ移るという、ハイライトが訪れた。TOS 時代のエピソード、"The Tholian Web" 「異次元空間に入ったカーク船長の危機」で登場したものである。どうやって 2隻が出会うのかについては触れないが、ソリアン領内だ。いま言えるのはそれだけである。
・この歴史的シーンについては、製作デザイナーのハーマン・ジマーマンが責任を負った。エンタープライズにこれまで登場した中で、恐らく最も神々しいセットとなるものだ。最も複雑なセットというわけではないかもしれないが、完璧を求めて施された事実がある。無数の製作班が関わり、撮影の前までにあらゆる細部を正しいものにした。そこはディファイアントである。確かにそうだが、あらゆる意味でオリジナル・シリーズの U.S.S.エンタープライズだ。微妙な違いがあるかもしれないが、視聴者はセットの周囲 270度 に使われた詳細に驚くはずだ。最後の TOS エピソード、1969年の "Turnabout Intruder" 「変身! カーク船長の危機」以来、撮影に使われなかったものだ。
・ディファイアントのセットに対する特別な称賛を、ジマーマンのチームメンバーに送るべきだ。その中にはセットデザイナーの Ahna Packard がおり、驚くほど詳細にわたってセットを描くことに日数を費やした。上級イラストレイター Doug Drexler も、DS9 のエピソード "Trials and Tribble-ations" 「伝説の時空へ」で、基本となる調査のほとんどを先駆けて行った。ロンドンのハイド・パークでの展覧用に造られたセットも、彼が担当した。確実にグループによる効果として、ディファイアントのセットに対して更に多くの細部が加えられた。背景美術監修/技術顧問のマイク・オクダや、背景アーティストの James Van Over といった美術部のベテランの手による。
・感謝の意は、大道具の Tom Arp のグループにも向けられるべきだ。結局彼らこそが、毎週毎週目にする素晴らしいセットを物理的に造っているのだ。ディファイアントについてはパーセク単位ほども動き回り、驚くべき光景を製作した。この古めかしい、しかし同時に未来的な船のものだ。
・脚本家 Mike Sussman は、スタッフの "In a Mirror, Darkly" 用にセットを造るための努力に感嘆している。「ブリッジのセットは並外れたものだと思います。ファンは栄光に満ちたセットを改めて見て、興奮するでしょう。並べて比較すれば、多分多くの点で元のより良く見えると感じています。」
"In a Mirror, Darkly" サーガは、UPN で 4月15日と 22日に放送予定。

[01/24] この前後編で、ディファイアントとして再現されるコンスティテューション級の (つまり初代エンタープライズと同じ) セットは、次の通り。ブリッジ (科学ステーションからメイン・ビュースクリーンまで)、卓上三面スクリーンを備えた会議室、娯楽室、クルー私室、廊下、ジェフリーズ・チューブ、ターボリフト。CGI版のディファイアントも登場すると思われる。

[01/09] ・DS9 の "The Emperor's New Cloak" 「平行世界に消えたゼク」が 1999年に放送されて以来初めて、鏡像世界に突入する。
・エンタープライズ NX-01 のクルーは "In a Mirror, Darkly" というエピソードで、このもう一つの現実と初接触する。現在今シーズン 17番目の作品として予定されており、馴染みのある場所から始まるらしい。2063年4月5日モンタナ州ボズマン、地球とヴァルカンがファースト・コンタクトした日だ。
・だが、これはよく知られているファースト・コンタクトではない。ヴァルカン船が着地しゼフラム・コクレインが異邦者に挨拶の準備をしていると、不満を抱いているらしい群衆がその場所に集まり始める。船から船長が出てきて、お馴染みの言葉で「長寿と繁栄を」と地球人に挨拶する。その時集団の一人が武器を取り出し、扇動された他の者たちもヴァルカン人を攻撃する。暴徒と化し、冷静なヴァルカン人に暴力を見せることで圧倒する。こうして地球人の歴史の方向は永遠に変わってしまった。
・鏡像世界は TOS の "Mirror, Mirror" 「イオン嵐の恐怖」で初めて導入された。転送機の故障でカーク、スコット、ウフーラ、マッコイはもう一つの現実へ送られる。そこでは連邦は銀河帝国に変わっていた。鏡像の世界は DS9 の多くのエピソードでも取り上げられ、"Crossover" 「二人のキラ」、"Through the Looking Glass" 「鏡の裏のシスコ」などがある。
"In a Mirror, Darkly" は 3月か 4月に放送されると思われる。

[01/09] ・"In a Mirror, Darkly" で、名高い鏡像世界について驚くべき内容を知る覚悟を必要とされる。実は、このエピソードではこの別世界との分岐点 (もしくは少なくとも重要なポイント) が確立される。スタートレック史に残る出来事の最中に起こった。
・「エンタープライズ」のシリーズ自体も様々なインタビューによれば、1996年の First Contact 「ファースト・コンタクト」で 21世紀を訪れたことに影響されていた。このエピソードはいみじくも鏡像世界につながる、もしくは少なくとも一部をなす、映画の出来事の別バージョンを前提としている。ゼフラム・コクレインが到着したヴァルカン人と挨拶するために進み出る時だ。彼らは 2063年のモンタナ州ボズマンに降り立った。地球人の群衆が突然ヴァルカン人を襲撃し、船に侵入するのだ。
・この出来事の驚くべき変化は、鏡像世界を創り出すまさに接点となるのかもしれない。TOS の時代では攻撃的な地球人の帝国が登場し、破壊と残虐の限りを尽くしている。

[12/24] ・鏡像世界を扱う案があり、その際はオープニング映像も変えるかもしれない。
視聴率

視聴率 2.0% (前週比 +0.2%)/占拠率 3% [速報]

レビュー

The Trek Nation

Star Trek Hypertext [3]

The Great Link [4/5]

Save Enterprise [10/10]

Monkee's Place [9.5/10]

The Star Trek LCARS Episode Database

Lower Decks [6.5/10]

Entil'zha [9/10]

TailSlate

Xenoclone

Sci Fi Pulse

TrekPulse

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Television Without Pity

第95話 "In a Mirror, Darkly, Part II" 直訳題「鏡におぼろに(後編)」
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放送日 2004年4月29日

監督 Marvin V. Rush

原案 Manny Coto
脚色 Michael Sussman

ゲスト
ソヴァル (ゲイリー・グラハム) ENT "Kir'Shara" 以来の登場
ブラック提督 (グレゴリー・イッツェン DS9 "Dax" 「共生結合体生物“トリル族”」のアイロン・タンドロ、"Who Mourns for Morn?" 「モーンの遺産」のヘイン、VOY "Critical Care" 「正義のドクター・スピリット」のダイセク、ENT "Shadows of P'Jem" 「恩讐を越えて」のソペク役)
Kelby (Derek Magyar) ENT "Bound" 以来の登場
ガードナー提督 (John Mahon)
異星人 (Pat Healy)

[04/10] ・暗黒の別宇宙で起こる 2部作の後編で、アーチャーはディファイアント (初代「宇宙大作戦」シリーズの世界から来た宇宙船) を使ってソリア人の攻撃を撃退した。その後権利欲の強いアーチャーとエンタープライズのクルーは、その進んだ船を利用することにする。地球が中心のテラン帝国全てを掌握するためだ。
・オリジナル・シリーズの船のほか、クルーは数種類のオリジナルの制服をこのエピソードの途中で着用する。
・その間、アーチャーはディファイアントの全権を握り、宇宙艦隊の別の歴史を知る。そんな中、二枚舌の恋人サトウ、裏切ったトゥポル、爬虫類のゴーン人密航者は、独自の計画を編み出す。

[02/10] 鏡像世界で、アーチャーは 23世紀のディファイアントをソリア人から奪い取る。非道な権力の獲得に使うためだ。

[02/10] ・初代スタートレック・ファン全員が夢見ることがあった。船長席に座り、制服を着て、コミュニケーターとフェイザーを使うこと。そして栄光の宇宙船を率いて、人類未到の地へ赴くことだ。
・もちろん、カーク船長の椅子や制服について話しているわけではない。だが非常に近いものだ。"In a Mirror, Darkly" と題された別世界の大作における第2部では、23世紀のコンスティテューション級 U.S.S.ディファイアントが中心となる。スタートレックのセットを、40年近くさかのぼらせた。作戦士官は赤色、司令士官は金色、女性は面積の少ない服を着る時代へだ。
・このストーリーは、脚本の Mike Sussman によると「"Mirror, Mirror" 『イオン嵐の恐怖』の前史であり、"The Tholian Web" 『異次元空間に入ったカーク船長の危機』の続編」だ。後編で鏡像世界のアーチャーとクルーは、ソリア領で未来から来た地球所属と噂される船の場所を突き止めた。それはディファイアントであり、本来の世界から空間の狭間に消えた後のものだ。しかし今は、鏡像ソリア人の奴隷たちによって荒らされていた。アーチャー一行は奪い取り、機能を復活させることに成功する。100年進んだ技術のおかげで、ディファイアントはテラン帝国の敵に対して強力な兵器になるだろう。だがアーチャーは、更に非道な計画を抱いていることが明らかになる。
・前編同様、全てのストーリーは鏡像世界で起こる。通常のエンタープライズ・キャラクターに関する唯一の接触は、悪のクルーがディファイアントのデータベースで相手について知る時だけだ。誇大妄想的なアーチャーの想像力によって、多少大袈裟に描かれる。
・以前報告したとおり、セットデザイナー、美術デザイナー、建設班はワクワクするような機会を得た。オリジナル・シリーズのブリッジを詳細に渡って再現することだ。だが最初は、めちゃくちゃにされた。前編と、後編の最初で登場する時のためである。だが幸いキャラクターたちが修復するため、クラシックなロッデンベリー的栄光の全てを飾ることになった。チームは TOS型の廊下と、斜めになったジェフリーズ・チューブも建設した。"Trials and Tribble-ations" 「伝説の時空へ」で使われたものと同じ仕様で、前編と後編の両方で登場する。後編のためにディファイアントの内部が更に建設され、懐かしい場所が再現された。水平・垂直なジェフリーズ・チューブ、娯楽室 (レプリケーターも)、船長の部屋、会議室だ。会議室には、"Star Trek: The Motion Picture" で初登場した印を使った、連邦の旗が飾られている。
・だが製作は更にクラシックな風味にまで及び、衣装やプロップという形になった。このストーリーでは (ネタバレ最終警告!!)、ほとんどの主要キャラクターはディファイアントへ EV (船外または環境) スーツを着て転送乗船する。その後ソリア人はクモの巣を作る機能を使い、鏡像 NX-01 を破壊する。それでアーチャー、トゥポル、タッカー、リード、メイウェザーはもう一隻の船に取り残され、灰色の EV アンダースーツ姿になる。これからを過ごすために、初代クルーの衣装部へ向かい、制服を着る。
・つまりコナー・トリニアー、ドミニク・キーティング、アンソニー・モンゴメリーはクラシックな赤シャツを着ることになる (上陸任務に向かうことになれば、死が待っていることを知る!)。そしてスコット・バクラは、カーク船長が着ていたような、身体に巻き付けるタイプの緑色のチュニックを着た。カークが何話かのエピソードで着ていたもので、"The Trouble with Tribbles" 「新種クアドトリティケール」、"The Doomsday Machine" 「恐怖のコンピューターM-5」などだ。ジョリーン・ブラロックは科学部/青色のミニスカート姿になり、クリスチン・チャペルが着ていたような服装である。
・ブラロックがその服を着てセットに初めて現れた時、バクラは言った。「ジョリーンのスカート用の材料が切れたのかい?」 60年代に感謝しよう。
・23世紀では、全ての宇宙船には制服に一つ一つ異なった形のパッチがあった。"The Tholian Web" ではディファイアントのパッチは一切登場しなかったため、衣装部は新たなものを考案した。基本的には標準的な宇宙艦隊の矢じり型に手を加えたもので、傾いていて形状に別の角度が加わっている。
・鏡像ホシ役のリンダ・パクは引き続き、お腹を見せた青いジャンプスーツを着た (だが船長の女として、何度も薄いランジェリー姿でも登場する)。そして悪のフロックス役のジョン・ビリングズレーは、厚い黒革の衣装を続けた。2人や生き残った他のクルーは、エンタープライズから脱出ポッドで逃げた。そのため地球人のエキストラは全員、青いジャンプスーツか、MACO 作業着の鏡像版を着た。
・衣装に加え、俳優はオリジナル・シリーズのフェイザー銃やコミュニケーターを使って演じる機会を得た。その他のプロップには色が付いた四角形のデータディスク、ウフーラ型のイヤホン、旧式のパッドや道具などがある。娯楽室で、トゥポルはレプリケーターに命じて様々な色の「食料キューブ」をいくつか取り出す (単なる粘土じゃないか?)。俳優たちは本当に、これらを大いに楽しんだ。ディファイアント・ブリッジでのあるシーンで、俳優とスタッフはセットの中を動き回っていた。その時誰かがオリジナル・シリーズで馴染み深い「ボースン・パイプ」の音響効果を真似したのが聞こえた。その完璧な演技は、赤シャツを着たモンゴメリーが出したものだった。
・俳優だけではなかった。チームの別の一員が、演技に加わった。この冒険を執筆した Mike Sussman その人であり、赤シャツを着た。廊下のセットで、死んだディファイアントのクルーを演じた。
・だが郷愁は諸刃の剣になる場合もある。オリジナル・シリーズのセットによって、オリジナル・シリーズの失敗が生まれた。ターボリフトに通じるスライド式ドアは、挑戦だった。クルーの一人がセットの裏におり、両開きのドアを開けるために仕掛けを引っ張る。だが俳優が近づく時には、「ドア!」と叫ぶのは助監督の仕事だ。俳優が歩くのを止めないようにするアイデアだった。大抵は成功したが、たまにタイミングがずれた。何度か不快な衝突があり、聞こえないぐらいの悪態が続いた。いつか NG映像で見られるかもしれない (編注:名前は挙げない。例えばドミニク・キーティングといったように)
・だがエピソード全体が、クラシックなセットで起こったわけではない。鏡像エンタープライズは前編で破壊されたにも関わらず、建設済み船内セットが使用された。既にテラン帝国の紋章で改装されており、もう一隻の NX級鏡像船、アヴェンジャーとしてだ。
・聞きたいことがあるに違いない。これが鏡像世界エピソードなら、誰がヒゲをつけるのか? 誰かヴァルカン人がヒゲ姿になるべきじゃないのか? もちろん! さて、このシリーズで最も重要な男性ヴァルカン人は誰だろう。その通り、ゲイリー・グラハム演じるソヴァルは、アヴェンジャーで科学士官として任務に就いている。その船はアーチャーのディファイアントとランデブーし、そのヒゲを生やしたヴァルカン人がストーリー上で重要な役割となる。
・ゲスト俳優について言えば、もう一人とても馴染み深い顔がこの作品にいる。グレゴリー・イッツェンは "Shadows of P'Jem" 「恩讐を越えて」で、ヴァルカン人特殊部隊の「ソペク船長」だった。スタートレック/ヴォイジャーの最終シーズンでは、"Critical Care" 「正義のドクター・スピリット」で「ドクター・ダイセク」を演じた。スタートレック/ディープ・スペース・ナインにも 2度出演し、"Who Mourns for Morn?" 「モーンの遺産」と "Dax" 「共生結合体生物“トリル族”」でだ。今回「ブラック提督」を演じ、アヴェンジャーの船長が戦闘で死んだ後、指揮を執る。そして反抗的なアーチャーに対処する人物だ。
・ゲスト俳優一覧に帰ってくるのは、Kelby 役 Derek Magyar もいる。"Affliction" で初登場し、"Bound" でも登場する機関部の副主任だ。
・双方の船には、色とりどりの異星人も多種類乗っている。アヴェンジャーにはブリッジ士官として、アンドリア人男性とオリオン人女性の両方がいる。ディファイアントにはエンタープライズからのテラライト人奴隷がおり、ソリア人から手に入れた何人かの奴隷もいる。そのうち一人は初登場の異星人種族だ。
・そして異星人に関して、"Mirror" の前編でソリア人種族が新たに登場する。更に後編で、もう一つの懐かしい TOS 仲間と遭遇する。爬虫類だ。"Slar" というゴーン人は、ディファイアントを荒らす奴隷クルーのリーダーだった。アーチャーが船を自分のものにしようとした時だ。Slar は地球人たちと協力する気はないため、船全体を荒らし回る。この鏡像ゴーン人は多少動きが素早く、柔軟で凶暴だ。カークが "Arena" 「怪獣ゴーンとの対決」で戦った者と比べた場合である。
・ソリア人同様、ゴーン人は事後製作で映像が創られる、CG だ。だがセット上では、黒い「追跡スーツ」を着た人物が生物の動きを演じる。スタント調整 Vince Deadrick Jr. がスーツを着て、肉体的動作と地球人キャラクターとのやり取りが必要なシーンを担当した。動きのない接近撮影では、David Anderson という代役がスーツに入った。
・映像効果チームは、このエピソードでは Art Codron と Liz Castro が率いる。このエピソードでは忙しいが、楽しい挑戦になるはずだ。第一に、コンスティテューション級宇宙船の外見を造り出すことになる。ディファイアントに求められる計画では、カークのエンタープライズより多少新しく見えることになっている。複雑な船体パターンといった、詳細を細かくしたものだ。有名なクモの巣を創る、ソリア人も目にすることになる。
・このエピソードの主要撮影は 1月26日水曜から、先週の 2月3日木曜まで続いた。だが製作は 8日目に入り、次のエピソードが始まる中で 4日金曜には B班の撮影日となった。Marvin Rush は通常撮影監督 (DP) だが、この作品では本格的な監督として指揮した (いずれにせよ、実質的には全てのエピソードで共同監督している)。今回エンタープライズで初めて監督のクレジットを得るが、これまでヴォイジャーの "The Thaw" 「悪夢の世界」、"Favorite Son" 「女たちの星」、新スタートレックの "The Host" 「愛の化身オダン」で名前が載っている。Rush がリーダーとなったため、カメラマン Doug Knapp が DP の役割を務めた。
・先に述べたとおり、Mike Sussman が "Mirror" の両方の脚本を書いた。だが後編では Manny Coto が「原案」クレジットを得ている。
・スケジュールの 6日目だった先週の 2日水曜、シリーズが UPN によって今シーズンの終わりで打ち切りにされるという発表が届いた。このエピソードに関して強い意欲と熱心さを与えられていた中で、その知らせは当然のことながら精神的打撃となった。声明がこんなに早く発表されたことは驚きであり、2月の視聴率競争期間にさえ入っていない。だが同時に、将来が見えないことに蹴りをつけてくれたという、救済と感謝の気持ちもあった。仲間のほとんどは継続について慎重ながらも楽観的だったが、多くの者は脚本が既に行き詰まったことに気づいていた。俳優たちは今や、次の年における未確定の契約に邪魔されることなく、オーディションの予定を立てることができる。特に今はパイロット版の製作シーズンが続いているからだ。そして俳優だけではなく、スタッフメンバー全員が現在次の仕事を求めている。もちろん、撮影予定の 3話のエピソードは残っている。18年ぶりに初めて、スタートレックが作られないのは悲しいことだ。だがこれはビジネスであり、何事にも次の段階がある。
"In a Mirror, Darkly, Part II" はエンタープライズ全体では 98話中、製作番号 95 である。現在のところ 4月22日放送予定で、シリーズ・フィナーレは 5月13日に予定されている。

[01/20] ・"In A Mirror, Darkly - Part I" の予定されている完結編では、帝国エンタープライズのクルーは奇妙な廃棄船を発見する。その船は U.S.S.ディファイアント (デファイアント) で、前回は初代スタートレックシリーズに登場した。
・このストーリーの前編は、異なったバージョンとなる地球人とヴァルカン人のファースト・コンタクトから始まる。モンタナ州ボズマンにてゼフラム・コクレインは、地球を訪れた最初のヴァルカン人クルーに友好的な歓迎を行うことができない。その代わりに不満を抱いた地球人の集団がなだれ込み、ヴァルカン人を暴力で圧倒することになる。この時点以降歴史は遥かに悪い方向へ動いたらしく、結果として 22世紀には地球人主導の宇宙帝国ができていた。アヴェンジャー (「報復者」) やエンタープライズといった戦艦がパトロールしている。
・このエピソードでエンタープライズは、驚くほど進んだ技術を搭載した船を捕らえることに成功する。どうやら、コンスティテューション級宇宙船のディファイアントらしい。初代 ST エピソード "The Tholian Web" 「異次元空間に入ったカーク船長の危機」で、カーク船長はディファイアントのクルーが狂い、反乱を起こしたことを知った。その結果クルーの全員が死亡していた。だがカークと調査班がこの本当の原因を突き止められないうちに、ディファイアントは 2つの宇宙間にある内層断裂に出入りし、消滅し始めた。スポックとマッコイはディファイアントがもう一つの宇宙へ永遠に消えてしまう直前、カークの救出に成功する。そしてその宇宙というのは、実は悪名高き鏡像世界だと判明する。
・鏡像世界ではエンタープライズはフォレスト船長が指揮しているが、アーチャーもクルーの一員である。調査班を率いてディファイアントへ乗り込んだ。だがこのアーチャーも、本来の自分の鏡像版だ。ディファイアントの会議室でのあるシーンで、アーチャーとメイウェザーは捕虜を拷問する。クルーの一人を攻撃した者の正体を突き止めるためだ。捕虜はすぐにはっきりした答えを出さず、アーチャーは捕虜を自分が殺すと脅す。最終的に、アーチャーは任務を妨害しようとしている者を知る。爬虫類種族、ゴーン人の一人だ。
・エピソードが進むと、アーチャーは鏡像世界の地球人が秀でているある種の政治的陰謀について、優れた腕を見せる。異星人船団とアヴェンジャーの戦闘に、アーチャーは自分の U.S.S.ディファイアントと共に救援に駆けつける。アーチャーはブラック提督と、こちらでは従順なアヴェンジャーの副長、ソヴァルと会う。ディファイアントを見つけたことで、ブラックから称賛を受けた。アーチャーはすぐに、ブラックの称賛を重要な切り札に変えようとする。彼はディファイアントの船長として、戦場での昇進を受けることができるだろうか。
"In A Mirror, Darkly - Part II" はエンタープライズの第4シーズン 19話目のエピソードで、4月か 5月に放送されると思われる。

[01/20] ・スタートレック/エンタープライズの第4シーズン 19番目のエピソードは、"In a Mirror, Darkly" から始まるストーリーが続く。再びエンタープライズと、初代スタートレックシリーズのつながりを生み出した。前編で、ヴァルカン人がひどい扱いを受けるファースト・コンタクトの瞬間を目にすることになり、鏡像世界の出来事が展開される。劇場映画ファースト・コンタクトで見た歴史とは、全く異なるものだ。
・ストーリーの後編で、なじみ深い NX-01 クルーの鏡像版が登場する。アーチャーはこの世界では自分の船を指揮していないが、仲間の残酷なクルーと共に、「ディファイアント (デファイアント)」という船を捕らえる。ほぼ間違いなく、"The Tholian Web" 「異次元空間に入ったカーク船長の危機」で失われた連邦船だ。この有名な TOS エピソードで、U.S.S.ディファイアントは数時間次元の間で出入りを繰り返した後、「隙間」に消えた。マニー・コトは「1701 (コンスティテューション) 級連邦船」が今シーズン登場すると述べており、このエピソードは初代 TOS セットのレプリカも登場すると思われる。
・メイウェザーとアーチャーは異星人捕虜を拷問し、密航者の居場所についての情報を得ようとする。その密航者とはゴーン人だ。アーチャーたちは後に、他の帝国宇宙船アヴェンジャーと会う。アヴェンジャーの科学士官は従順な「ソヴァル少佐」だ。戦闘があった後、アーチャーとディファイアントはアヴェンジャーと合流する。そこでアーチャーは戦場での昇進として、ディファイアントの指揮官となることを求める。エンタープライズはこの世界では「フォレスト船長」が指揮しており、結末がどうなるかはわからない。
視聴率

視聴率 2.0% (前週比±0)/占拠率 4% [速報]

レビュー

The Trek Nation

The Star Trek LCARS Episode Database

Sci Fi Pulse

Entil'zha [9/10]

Lower Deck [C+]

Star Trek Hypertext [2.5]

The Great Link (1) [5/5]

The Great Link (2) [3/5]

Monkee's Place [9.5/10]

TailSlate [2]

Xenoclone

Section 31 [B-]

Save Enterprise

Ex Astris Scientia [7/10]

Television Without Pity

第96話 "Demons" 直訳題「悪魔」
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放送日 2005年5月6日

監督 レヴァー・バートン [TNG ラフォージ]

脚本 Manny Coto

ゲスト
ガネット・ブルックス (Johanna Watts)
ネイサン・サミュエルズ (ハリー・グローナー TNG "Tin Man" 「孤独な放浪者」のタム・エルブラン、VOY "Sacred Ground" 「聖霊の怒り」の行政長官役)
ジョン・フレデリック・パクストン (ピーター・ウェラー)
グリーブス (Peter Mensah)
マーサー (Patrick Fischler)
ジョサイア (Adam Clark)
ハリス (エリック・ピアーポイント) ENT "Divergence" 以来の登場
Khouri (Christine Romeo)
コリダン大使 (Tom Bergeron ENT "Oasis" 「閉ざされたオアシス」のドゥマール役)

[04/16] ・地球で歴史的な宇宙艦隊の会議が開かれ、惑星連合が締結される。そのためアーチャーとクルーは、テラ・プライムという地球人の過激な反異星人グループの陰謀を暴く。率いているのはパクストンで、地球で増え続ける異星人の人口と影響力に終止符を打ちたがっていた。
・この連続ストーリーにより、惑星連邦設立の第一段階が明らかになる。
・一方、トゥポルは妊娠したことはないと強く主張するものの、タッカーもテラ・プライムが二人の子供に関する情報を握っていることを知る。その後、メイウェザーの過去に関係する女性記者が、記事を求めて彼を追いかける。

[03/24] バンド、ザ・フレーミング・リップス (The Flaming Lips) のメンバーがカメオ出演。ベースのマイケル・アイヴァンス (Michael Ivins) で、奥さんのジェニファーとマネージャーのスコット・ブッカー (Scott Booker) も

[02/20] 人類による異星人嫌悪運動が脅威となる。新たな惑星連合を結成するための対話を、台無しにするようなものだ。

[02/20] ・ロボコップ自身が、スタートレック世界に乗り込んできた。スタートレック/エンタープライズの最後から 3話目のエピソードで、ピーター・ウェラーが前後編ストーリーで重要な役割を演じる。人類の未来につながる最後の障害は、人類自身だと判明する話だ。
・このエピソードは "Demons" といい、マニー・コト脚本、レヴァー・バートン監督である (後編は "Terra Prime" で、現在製作中)。このストーリーでは、エンタープライズとクルーは地球に帰郷する (なぜだか、今年 3度目?)。いくつもの他の星からの代表団との、新たな「惑星連合 (Coalition of Planets)」を結成する対話に参加するためだ。宇宙艦隊司令部での公式な会合中に、瀕死の女性がトゥポルに近づく。驚くべき秘密の証拠をもっていた。この証拠の調査と女性自身によって、地球人孤立主義運動の危険な計画が露わになる。テラ・プライムと呼ばれる運動で、月面にある採掘コロニー、オルフェウスが発祥地だ。
・最近の STARTREK.COM でのインタビューで、コトはエピソードのタイトルを次のように説明した。「我々自身の内なる悪魔を意味しています。人類は連邦結成を達成するための、最後のハードルに直面します。つまり、その最後のハードルはロミュランのせいでもなく、クリンゴンのせいでもありません。我々に未だ残る、狭い心のせいだとわかります。地球にカリスマ的なリーダーがおり、連邦結成に反対しています。歴史を学び、グリーン大佐に師事しています。ピータ・ウェラーが演じ、余談ですがその役には完璧です」
・ウェラーが演じるキャラクターは「ジョン・フレデリック・パクストン」という名前で、月の採掘コロニーで (正確には地球ではない) 計画を立てている。ウェラーは確実にこのジャンルのファンには人気があり、スターダムに登り詰めた。「ロボコップ」や「バカルー・バンザイの8次元ギャラクシー」でのタイトル配役のほか、「裸のランチ」など無数のクレジットを経験した。だがエンタープライズでの役は、恐らくオデッセイ5 で主演したことと関係していたのだろう。マニー・コト創作のドラマだ。
・「ネイサン・サミュエルズ」は多少自己中心的な地球の高官で、連合の対話を率いる。演じるのはハリー・グローナーで、彼もまたスタートレックを含むこのジャンルの作品では、お馴染みの顔だ。グローナーは新スタートレックの "Tin Man" 「孤独な放浪者」では、ベタゾイドの「タム・エルブラン」だった。ヴォイジャーの "Sacred Ground" 「聖霊の怒り」でも、「行政長官」役で出演した。最も記憶に残っている配役の一つは、バフィ〜恋する十字架の第3シーズンでサニーデールを治める悪い市長だった。この人物は卒業式の日に巨大なヘビに変わり、アーミン・シマーマンを食べてしまった。
・16日金曜、謎めいたキャラクター、「ハリス」が登場する ("Affliction" にて。来週の "Divergence" で再登場)。演じるのはエリック・ピアーポイントだ。その役は "Demons" で復帰する。もう一人この作品に出演するエンタープライズ経験者は、Tom Bergeron だ。Hollywood Squares の司会者であり、"Oasis" 「閉ざされたオアシス」に「ドゥマール」役で出演した。今回「コリダン大使」を演じる。
"Demons" の主要撮影は、通常の 7日間を使った。2月4日金曜から、前の月曜のヴァレンタインデーまでだ。Marvin Rush が "In a Mirror, Darkly, Part II" の追加日程を撮影する中、レヴァー・バートンが "Demons" を始めた。Doug Knapp が撮影監督を務め、最初は「トラヴィス・メイウェザー」役のアンソニー・モンゴメリーと昔の恋人が関係するシーンだった。その女性は会議の記者で、Johanna Watts が演じる。
・スケジュール 2日目も、以前の数本のエピソードと重なった。"Demons" 用に第8ステージの会議室セットで 8時間撮影後、一行は第18ステージのブリッジ・セットへ移動した。"Bound" に登場する、3人の緑色の女性を迎えるためだ。すぐに追加の 4時間に渡る再撮影を行い、その作品のクライマックスシーンを撮った。一方別のサウンドステージでは、映像効果監修 Dan Curry が数多くの土壇場の挿入映像を監督していた。"Affliction""Divergence" のためだ。ほとんどは画面やモニター上のアングルで、手のアップ用の代役 (地球人やクリンゴン人) と俳優の代役を使った。だがコナー・トリニアーは、映像効果の撮影で一度参加した。
・通常の船内セットで 3日間撮影し、ブリッジ、医療室などが使われた。その後バートンたちは第9ステージの建設済み洞窟セットに移動し、そこは何週間も前の "The Aenar" の撮影以来、真っ白になっていた。だが今回、オルフェウス月面採掘施設のトンネルや洞窟を表すため、灰色に塗られていた。第8ステージに建てられたもう一個所の新規セットはオルフェウス管理センターで、これらの場所で合わせて更に 3日間が費やされた。
・2月11日金曜、スコット・バクラは珍しく撮影の休日だった。だがスタジオを結局訪れ、STARTREK.COM のユーザーに生のチャットを我々のオフィスで提供した。チャットの最中、彼が驚く訪問があった。自分の広報担当、Jay Schwartz だ。スコットは知らなかったが、その日月面洞窟セットで背景のエキストラとして出演した。Jay は鉱山労働者の服装で、顔は「月のホコリ」で汚れていた。
・このスケジュール中、一個所外部のロケ撮影もあった。だがスタートレックのサウンドステージから、数歩離れただけだ。リードはハリスにサンフランシスコ湾そばの路地で会い、その路地はパラマウントの木工所で表現された。そこは既に過去の作品において、様々な宇宙艦隊の印やロゴで飾られた。だがこの撮影では使用されなかった (このロケ地はディープ・スペース・ナインの "Little Green Men" 「フェレンギ人囚わる」でも使われた)。事後製作の光学効果によって、宇宙艦隊司令部と 22世紀のフリスコの街並みが付け加えられる。
・製作はスケジュールの 7日目にクライマックスに達し、前の月曜 14日だった。一行はパラマウント・シアターへ向かった。エンタープライズが全てのプレミア上映を開催したのと同じ場所だ。2001年の "Broken Bow" 「夢への旅立ち」と、去年の "Storm Front" も含まれる (その他長年に渡る、多くの ST関係の上映も)。今回上映後の式典を催す代わりに、劇場のロビーは宇宙艦隊司令部の議場として使われた。そこで恒星間会議が開かれる。この美しいセットは、すっかり地球人と異星人の代表団で一杯になった。数十人の追加メーキャップアーティスト、ヘアスタイリスト、衣装担当者が雇われ、セットを埋めるのを手伝った。登場するのはアンドリア人、テラライト人、ヴァルカン人、デノビュラ人、ライジェル人 ("Affliction" で初登場)、数種類の新たな種族だ。地球人のエキストラは 4人の記者 (Johanna Watts は除く) と、5、6人の「宇宙艦隊幹部」からなる。礼装の提督の一人は Steve D'Errico で、スタートレックのセットで長年に渡る、最も息の長い顔の一人である。彼と仕事仲間の Lazard (「L・Z」) Ward は、警備班の一員だ。エンタープライズのセットや、俳優のトレイラーを守っている。以前はヴォイジャーを担当した。パサディナのグランドスラム・コンヴェンションで Steve を見たかもしれない。俳優友達にステージで野次を飛ばしているからだ。
・パラマウント・シアターでの撮影は 20日火曜まで続けられ、この第96話と、"Terra Prime" の一日目となる両方のエピソードのためだった。加えて、"Demons" のプロローグは第9ステージの「秘密施設」で起こる。このシーンは火曜に第97話の製作が始まる前に撮影された。
・一つの疑問が恐らく生まれただろう。グリーン大佐がこのエピソードで登場するのか。もしそうなら、誰が演じているのか。グリーン大佐についておさらいしておくと、オリジナル・シリーズの "The Savage Curtain" 「未確認惑星の岩石人間」で導入された。フィリップ・パインが演じ、悪名高き歴史上の人物の役だった。21世紀の地球で、大量殺戮を生んだ戦争を引き起こした。ウェラー演じるパクストンは行動するに当たり、グリーンが演説する映像記録から刺激を受ける。つまりそういうことであり、このキャラクターはモニター上で登場する。だがその映像はまだ撮影されておらず、知りうる限り配役が決まっていない。ウェラーが演じるそのシーンのセットでは、モニター上にグリーンスクリーンが置かれた。後でその映像を挿入するためだ。
・これは監督バートンの今シーズン 2話目のエピソードで、前回 "The Augments" で指揮した。この製作を、誕生日を祝う直前に終えることに成功した。その日はこの間の水曜、2月16日だった。
"Demons" は現在のところ 4月29日放送予定で、続けて "Terra Prime" が 5月6日に予定、シーズン・フィナーレは 5月13日となる。
・この時点で、UPN の放送スケジュールはほとんど前回報告したのと同じままだ。だが一つ小さな変更がある。来週 "Divergence" が放送された後、エンタープライズは次の金曜 3月4日には以前は予定がなかった。だがその週末に、第3シーズンの "Hatchery" が UPN 系列局で放送可能となる。放送されるかは、地方の予定による。
・続く金曜 3月11日に、"The Forge" が繰り返される。その後もう一週再放送がある (恐らく "Awakening" だが、まだ公式ではない)。そして "Bound" が 3月25日に放送され、更に再放送が 2週続く。最後の 5話の新作エピソードは、4月15日に "In a Mirror, Darkly" から始まる。全ての予定情報は変更される可能性がある。

[02/14] ・地球へ戻る 2話の最初で、タイトルは自身の内なる「悪魔」を意味する。人類は連邦結成に当たって最後のハードルに直面するが、それはロミュランでもクリンゴンでもない。未だ地球人の中に残っている、狭い心だ。地球にカリスマ的なリーダーがおり、連邦結成に反対する。歴史を学んでおり、グリーン大佐から教えを受けた。ピーター・ウェラーが演じる。
"Home" で描かれた、地球人のズィンディに対する恐怖心が元になっている。

[02/01] オーディション向けの情報によると、撮影日は 2月4日〜14日。ゲスト俳優の配役は
・ジョン・パクストン:50歳代、地球人。力強い野心家で、リーダー型の個性。氷採掘施設の管理者。
・ネイサン・サミュエルズ:50歳代、地球人。カリスマ性のある地球連合のリーダー。やや野心的で、注目を浴びたがる。
・Gannon ブルックス:28〜35歳女性、地球人。歴史的な会議を取材するリポーター。
・グリーン大佐 (TOS "The Savage Curtain" 「未確認惑星の岩石人間」に登場):40歳、男性。映像が一世紀前の演説を映すモニター上に現れる。
・ディーツ:40歳代、男性、地球人。氷採掘者で、パクストンを脅す部下。不安げで少し神経質な、悪人。
・グリーヴス:30歳、男性、地球人。身体が大きく、背が高い。医療技師と偽り、タッカーとトゥポルの子供を誘拐する。筋肉質な男で、実行犯型。

[01/30] ・スタートレック/エンタープライズの今シーズン最後まで 3分の1 となるエピソードで、更なる内容情報が浮上した。前に報告したとおり、"Demons" でエンタープライズは帰郷し、そこで旧友と謎の計画に遭遇する。その計画は、見たところ地球人とヴァルカン人の混血児が関係している。
・追加の内容では、このエピソードは歴史的な出来事から始まる。惑星連邦の実際の結成につながる、第一歩となるものかもしれない。連邦は他の全てのスタートレック・シリーズで、宇宙艦隊を管理する組織だ。宇宙艦隊本部で、さまざまな異星人の代表者が集まり、一人の政治家による挨拶を見ている。彼は「惑星連合 (Coalition of Planets)」の計画を述べ、その目的は貿易、平和維持、探査だ。たった 6週間で憲章を設けるという、意欲的な目標を掲げる。
・新型の汎用翻訳機が、ホシ・サトウの助けを得て完璧なものになっていた。そのおかげで、大臣は全員と会話できる。だがエンタープライズのクルーは、この式典に参加するためだけに呼び戻されたわけではない。秘密の調査を手伝うためでもあり、このエピソードのどこかで登場する、ヴァルカン人の性質をもった赤ん坊 (以前のネタバレ参照) に関係している。大臣は地球におけるズィンディ事件後の異星人に対する嫌悪感が、完全に消えたわけではないことを警告する。その子供のニュースを公にすれば、民衆を導こうとしても、同盟結成は失敗に終わるかもしれない。
・この情報は確定したものではないが、製作者マニー・コトは幾度となく連邦設立を今シーズンで進めると発言してきた。そしてディープ・スペース・ナインで取り上げられた秘密活動組織、セクション31 の発祥も目にするだろう。"Demons" で、両方の道を開くことになるのだろうか?

[01/28] ・会議のため、エンタープライズのクルーは地球へ帰る。旧友と時間を過ごす機会を得て、非常に奇妙な生物学的実験に隠された秘密を明かすことになる。
・この予定されているエピソード "Demon" では、秘密の医療施設から幕を開ける。一人のとても重要な患者を診ており、その「女」は独りだけの隔離された部屋にいる。医師が治療しており、彼女だけにつきっきりらしい。その時、健康状態が非常に危険になったらしく、医師は上司を呼ぶことになる。
・上司はジョン・パクストンという男で、医師のドクター・マーサーにあまり満足していない。患者はこれまで何日間も、腫れやひどい熱に冒されていた。それなのに、なぜマーサーは今までパクストンに知らせなかったのだろうか。マーサーは監視装備がこの種の患者用に作られていないと反論し、つまり 2人は容態がこれほど深刻だとは知らなかったのだ。パクストンは治療するわけではなく、患者が大丈夫なのかを知りたがるだけだ。もしそうでなければ、マーサーの命も長くないと警告する。
・マーサーとパクストンは患者室に入り、マーサーは神経質に状態のチェックを始める。彼の素晴らしい処置によって、「女」は再び回復したようだ。パクストンは患者を見下ろし、彼女がとても無垢に見え、「彼女の意味を忘れてしまいそうだ」と述べる。そしてマーサーとパクストンが部屋を出ると、やっとで患者の正体が判明する。6ヶ月の赤ん坊で、奇妙なことにヴァルカン人の尖った耳をしている。保育器に、小さなラベルが付いている。そこには「タッカー」と書いてあった。
・この出来事の最中、エンタープライズのクルーは太陽系に帰郷し、会議での時間を楽しんでいた。その会議中、トラヴィス・メイウェザーは旧友に出会う。ガネット・ブルックスで、イベントを取材しているマスコミ写真家だ。2人が前回会ってから 4年が過ぎており、その頃についての会話から、単なる友達以上の関係だとわかる。ガネットは昔を懐かしむために一緒にいたいと言うが、メイウェザーは彼女を近づけたくないらしい。ガネットはエンタープライズが再び深宇宙に向かう前に、メイウェザーの鎧を貫くことができるだろうか?
"Demons" はエンタープライズの第4シーズン 20話目のエピソードで、番組リーダーのマニー・コトによる脚本。このエピソードは 5月の放送と予測される。

[01/28] ・スタートレック/エンタープライズ製作総指揮のマニー・コトは、シーズンの終わりに向けて故郷に近いストーリーを目にすると発言した。エピソード "Demons" の新たな予定情報で、まさにそれが確定された。このエピソードは今シーズン 20番目で、エンタープライズは会議に参加するために地球がある太陽系へ帰る。
・そこで、メイウェザーは旧友と出会う。もしかすると昔の恋人かもしれない、20歳過ぎの女性で「ガネット・ブルックス」という名だ。名前から十分察せられるように、22世紀のジャーナリストであり、多分この会議を取材しているのだろう。懐かしの友を「つかまえたい」が、メイウェザーはあまり気乗りしない。
・一方、恐ろしい出来事が明らかになる。恐らく月にあると思われる (窓の外に地球が見えることから) 秘密の採鉱施設のリーダーが、変わった患者に対する生物学的実験の進捗を監視している。患者の健康状態が何よりも大事らしいが、その男は子供の治療は全く行わない。その乳児の耳は尖っており、名前のタグには「タッカー」と書いている。
・全てまとめるとどういうことになるのだろうか。この今年の最後まで 3分の1 となるエピソードだけでなく、シリーズ全体に関わるかもしれない。

[11/26] ・グリーン大佐が登場する、恐ろしい連続ストーリーが考えられている

[10/09] 今後予定されている 3話の連続ストーリーでは、グリーン大佐 (TOS "The Savage Curtain" 「未確認惑星の岩石人間」より)、アンドリア人、初登場のアンドリア人の一民族、テラライト人が関わる。(→"Babel One""United""The Aenar")
視聴率

視聴率 2.0% (前週比±0)/占拠率 4% [速報]

レビュー

Section 31 [A-]

TailSlate [1]

The Great Link (1) [4/5]

The Great Link (2) [4/5]

Xenoclone

The Star Trek LCARS Episode Database

Entil'zha [6/10]

Lower Decks [6/10]

TrekFansUnited [6/10]

Monkee's Place [8.5/10]

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Television Without Pity

new0613 Star Trek: Hypertext [3/4]

第97話 "Terra Prime" 直訳題「テラ・プライム」
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放送日 2005年5月13日 (シリーズ・フィナーレが続けて放送)

監督 Marvin V. Rush

脚本 Judith Reeves-Stevens、Garfield Reeves-Stevens、Andre Bormanis

ゲスト
ジョン・フレデリック・パクストン (ピーター・ウェラー) 前話に引き続き登場
ソヴァル (ゲイリー・グラハム) ENT "In a Mirror, Darkly, Part II" 以来の登場
ネイサン・サミュエルズ (ハリー・グローナー) 前話に引き続き登場
ガネット・ブルックス (Johanna Watts) 前話に引き続き登場
グリーブス (Peter Mensah) 前話に引き続き登場
ジョサイア (Adam Clark) 前話に引き続き登場
Kelby (Derek Magyar) ENT "In a Mirror, Darkly, Part II" 以来の登場
ハリス (エリック・ピアーポイント) 前話に引き続き登場
Thoris (ジョエル・スウェトウ TNG "Firstborn" 「クリンゴン戦士への道」のヨーグ、DS9 "Emissary, Part II" 「聖なる神殿の謎(後編)」のガル・ジャサッド役。ゲーム "Armada"、"Invasion"、"Voyager: Elite Force"、"Armada II" でも声の出演)

[04/16] ・前後編連続ストーリーの完結編で、連邦設立の第一段階が明らかになる。アーチャー、リード、メイウェザーは人手を集め、パクストンを止めようとする。彼は武装しており、火星出身の過激な地球人孤立運動のリーダーだ。全ての異星人が即刻地球を離れない限り、宇宙艦隊司令部を破壊しようとしていた。
・一方、トゥポルとタッカーが直面しているパクストンの人質は、2人の混合 DNA から創られた女の赤ん坊だ。2人はさまざまな可能性を考え続けていた。

[03/04] 地球人の孤立主義運動リーダーは、全ての異星人が地球を即刻離れない限り、宇宙艦隊司令部を破壊すると脅す。

[03/02] ・ピーター・ウェラーが引き続き悪役として、2部ストーリーの結末に出演する。地球人が地球人と衝突する内容だが、今回は太陽系第4惑星が舞台となる。シリーズ最後から 2話目のエピソードだ。
・エピソードのタイトル "Terra Prime" は、地球人の孤立主義運動の名前である。ウェラーが演じるキャラクター、ジョン・フレデリック・パクストンが月面採掘コロニーで興した。"Demons" の続きとして、パクストンは自分のオルフェウス採掘施設に移動した。そこは実は分離可能で、ワープドライブを備えている。月から火星に移り、そこで彼は反応炉を設置されている「ヴァーテロン・アレイ」につないだ。そのアレイは巨大な粒子砲列で、テラフォームのために彗星の向きを変える用途に使われる。だがパクストンは強力な兵器に変え、太陽系のあらゆる目標を狙える。最後通告を伝え、全ての非地球人は 24時間以内に星系を出なければならない。さもないとテラ・プライムは「地球人全員の権利を守る」。そして彼は手始めにサンフランシスコの宇宙艦隊司令部を、ヴァーテロンビームで破壊するだろう。エンタープライズも歯が立たないため、アーチャー、リード、メイウェザーは計画を立てる。秘密裏に施設に潜入するもので、彗星をカモフラージュとして使う必要がある。さらに複雑なことに、テラ・プライムのスパイと思われる人物がエンタープライズに乗っている。
・ウェラー以外では、ハリー・グローナー ("Tin Man" 「孤独な放浪者」の「タム・エルブラン」ほか) がネイサン・サミュエルズ役で残る。地球人政治家で、異星人代表団と団結して話し合いをしようとする。恒星間同盟を作るためだが、それは危機に直面していた。Johanna Watts は「ガネット」役を続け、記者でメイウェザーの昔の恋人だ。"Demons" から残る者には「グリーヴス」役 Peter Mensah、「ジョサイア」役 Adam Clark もいる。2人はテラ・プライムの一員で、パクストンに仕える。
・このエピソードに加わる再登場の俳優には、「ソヴァル」役ゲイリー・グラハムのほか、"Kelby" 役 Derek Magyar、「ハリス」役エリック・ピアーポイントがいる (後の 2人は "Affliction" で初登場し、それ以来何度も出演する)。
・ゲスト俳優には、"Thoris" というアンドリア人大使役のジョエル・スウェトウもいる。スウェトウはスタートレック/ディープ・スペース・ナインのパイロット "Emissary" 「聖なる神殿の謎」で「ガル・ジャサッド」を、新スタートレックの "Firstborn" 「クリンゴン戦士への道」で「ヨーグ」を演じた。スウェトウは何作ものスタートレック・ビデオゲームで声の提供もしており、「アルマダ」や「ヴォイジャー/エリート・フォース」などだ。
"Terra Prime" の主要撮影は 2月15日火曜の途中から始まり、先週の金曜 2月25日 (「エンタープライズを救え」集会がパラマウントの正門外で開かれた日) の途中まで計7日間続いた。Marvin Rush は通常番組では撮影監督 (DP) だが、全面的な監督として指揮した。このシリーズでわずか 2度目で、"In a Mirror, Darkly, Part II" を終えた直後、このエピソードの事前製作に入った。カメラマン Doug Knapp がその間、DP の肩書きを得た。
・スケジュール 1日目は、多少 "Demons" の撮影の続きとなった。パラマウント・シアターのロビーが使われる 2日目で、宇宙艦隊司令部の議場を表している。前の作品の 7日目同様、このセットは多種類の異星人であふれかえった。テラライト人からライジェル人、何種もの新たな種族に至り、製作では少なくとも数十人の追加人員を雇った。メーキャップ、ヘアスタイル、衣装部のためで、この恒星間会議シーンを埋めるためだ。
・オルフェウス採掘施設の内装を表すセットは、前の作品から再利用された。管理センターとクルー私室がある。この撮影用に特別に造られたものは、ヴァーテロン・アレイのアクセスチューブを表現するセットだった。
・約半日 4人の俳優を使って、シャトルポッドのセット部で非常に荒い飛行のために費やされた。通常攻撃や拘束による船の揺れや衝撃は、カメラの動きによって作り出され、俳優たちの反応と同調される。だが今回シャトルポッドは実際の動きを創るため、チューブの上に載せられた。これはアーチャー一行が火星へ向かって、彗星上に乗るシーンのためだった。その日セット上にあった小道具には、2つの白い紙袋があった。一つは新しく、一つは「使用済み」だ (どうやらリードが、ひどい動きに耐えられなかったらしい)。
・既に造られているいくつもの岩壁部は、人の高さほどもあるグリーンスクリーンの背景と組み合わされた。火星地表を表すもので、キャラクターたちがシャトルポッドを着陸させ、ヴァーテロン・アレイに向かって地上を横断するためだ (景色は事後製作で描写され、その場面の緑色の部分に挿入される)。火星の大気は部分的にテラフォームされているため、キャラクターは通常の EVスーツは必要としない。そのため代わりに俳優たちは厚い寒冷服、透明のゴーグル、戦闘機パイロットの呼吸マスクに似た「再呼吸」ユニットを装着した。衣装とメーキャップ部は服装、髪、顔を赤い塵で覆い、適切な場面ができるようにした。
・通常の建設済み船内セットも使用され、ブリッジ、作戦室、食堂、発着ベイ、機関部、拘束室、医療室、廊下、クルー私室などがあった。パラマウントの木工所も再び "Demons" 同様に使われ、サンフランシスコの路地シーンでリードとセクション31 のハリスが登場する。
・このエピソードで注目すべき 2つのことがある。脚本では、シャトルポッドがソジャーナーが眠っている場所の上空を飛行する場面が要求されている。ソジャーナーとは火星探査車で、番組のオープニングクレジット中に登場する。もはや汚れて動くこともなく、おなじみの赤い岩の中に埋もれている。予定では火星歴史協会の銘板がアップになり、1997年の着陸地点が「カール・セーガン記念ステーション」だということを表している。「予定」と言ったのはこの場面が事後製作で創られるためであるが、時には予算、日程、編集の都合で妥協を強いられる場合もある。この実在した宇宙計画へのオマージュが、カットされずに生き残ることを期待しよう。
・もう一つ、このエピソードにはヴァルカン人の耳をした赤ん坊が登場する (6ヶ月の双子によって演じられる)。恐らくこの幼児たちは、2時間かけてトンガリ耳をつけられると想像するだろう。だがそうではなく、全く異なっている。実は、メーキャップ部が行ったのは赤ん坊の耳に「追跡点」を施しただけだ。ヴァルカン的なものは、後でコンピューターグラフィックを利用して加えられる。
・このエピソードの脚本家としては、「原案」クレジットが Judith & Garfield Reeves-Stevens と Andre Bormanis に与えられる。「脚色」クレジットは Reeves-Stevens 夫妻のほか、マニー・コトだ。コトは "Demons" の単独脚本だった。Judith & Garfield の最後の執筆は "Divergence" で、Bormanis は前回 "The Aenar" を書いた。
"Terra Prime" は現在のところ 5月13日金曜、午後 8:00 に放送予定。直後の 9:00 (ET/PT) にシーズン・フィナーレが続く。
・予定されている放送スケジュールとしては、今週の 4日金曜にはこの番組は予定されていない。だが前シーズンの "Hatchery" が UPN系列局で放送可能で、地方スケジュールによっては週末に観られる。次の 2週には "Storm Front""Storm Front, Part II" の再放送がある。そのあと続く 3週間として、UPN.com はファンが決定する投票企画を行っている。全 4シーズンのエピソードから、その枠に再放送される話が決められる。最終 6話の新作エピソードは、4月15日から始まる。
・現在の今シーズン残りの放送予定 (変更の可能性あり) は、以下の通り。
3/11 "Storm Front" の再放送
3/18 "Storm Front, Part II" の再放送
3/25 投票による内容未定の再放送
4/01 投票による内容未定の再放送
4/08 投票による内容未定の再放送
4/15 "Bound"
4/22 "In a Mirror, Darkly"
4/29 "In a Mirror, Darkly, Part II"
5/06 "Demons"
5/13 8:00 "Terra Prime"、9:00 シーズン・フィナーレ
(掲載の時間は東部・太平洋時間)

[02/12] ・エンタープライズの最後から 2番目のエピソードで、地球の人類が危険だと判明する。それはアーチャー船長が過去 4年の間に遭遇した、あらゆる異星人の敵と同じくらいかもしれない。
"Terra Prime" では、"Demons" から始まるストーリーが続く。前回、何人もの異星人種族の代表が、恒星間同盟を築くために地球に集まった。宇宙艦隊の幹部ら、地球の政治的指導者たちは惑星連合の結成を支持するものの、外の通りでは不満をもった地球人が集まっていた。ますます大きくなる、反異星人デモに加わるためだ。"Demons" で、状況は危機的になった。そのためトリップ・タッカーが派遣され、宇宙艦隊を打倒しようとする地球人の集団に潜入した。
"Terra Prime" のあるオープニングシーンで、何人もの異星人大使が地球リーダーのネイサン・サミュエルズと会い、懸念を表明する。アンドリア人大使 Thoris はコミュニケーターを通して、抗議者たちが惑星大使館の外で叫んでいるという報告を受ける。彼らが非常に怒っているため、汎用翻訳機でも訳せない言葉だ。ヴァルカン人大使ソヴァルは、反異星人運動のリーダーがパクストンという人物だと話す。彼には多くの支持者がいるため、会議の続行さえできないかもしれない。サミュエルズは必死に大使たちを落ち着かせようとする。惑星連合の夢が危機に瀕していると知っているからだ。
・このエピソードには Karash という大使も登場し、Ithanites という異星人種族を代表している。この種族は以前 "Azati Prime" で言及され、アーチャーが可能性のある未来で耳にした。Ithanites は 26世紀に、連邦に加わるかもしれないということだ。彼らはかなり背が低く、銅色だ。つまり実際には、既にオリジナル・シリーズのエピソード "Journey to Babel" 「惑星オリオンの侵略」で一度登場したのと同じ異星人種族だろう。だがその際、彼らに名前は与えられなかった。
"Terra Prime" は 5月6日放送で、エンタープライズのシリーズ・フィナーレの一週前となる。このエピソードは番組リーダーのマニー・コト脚本。

[02/12] ソヴァル役がゲイリー・グラハムから変更されるかもしれない

[02/10] ・ズィンディの攻撃をきっかけに起こった、地球人の異星人嫌悪。"Terra Prime" で、それは惑星間同盟の結成に対して最大の障害となる。スタートレック/エンタープライズの、そしてこれまでのテレビにおける、現代スタートレック・フランチャイズ全体において、最後から 2番目のエピソードだ。"Demons" から始まるストーリーが続く。
・このエピソードで、地球のアンドリア大使館近くでのデモ運動が描かれる。怒れる地球人たちが、"Demons" で初めて描かれた反異星人運動のために集まっている。アンドリア人大使は恐れ、地球の政治家サミュエルズと話す。サミュエルズは前のエピソードで初登場した人物だ。大使は、地球人同士で同意することすらできないなら、惑星間同盟はありえないだろうと言う。
・ソヴァルと Ithanites という種族 (一説には "Journey to Babel" 「惑星オリオンの侵略」で登場した、肌が銅色で背の低い異星人) の大使は、会議を進められるのか公然と疑問を呈する。「パクストン」という者が抗議行動をまとめており、関係者に集合する期限を伝えた。
"Terra Prime" はエンタープライズの (今シーズン) 21話目のエピソードで、5月6日に放送と思われる。
視聴率

視聴率 2.0% (前週比±0)/占拠率 4% [速報]

レビュー

The Trek Nation

new0522 The Great Link (1) [5/5]

The Great Link (2) [4/5]

Sci Fi Pulse

TrekFansUnited [8]

The Star Trek LCARS Episode Database

Ex Astris Scientia [6]

Entil'zha [6/10]

TailSlate [2]

Television Without Pity

new0613 Star Trek: Hypertext [3/4]

第98話 "These Are the Voyages..." 直訳題「これは航海である…」
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シリーズ・フィナーレ [最終話]

放送日 2005年5月13日 ("Terra Prime" に続いて放送)

監督 Allan Kroeker

脚本 Rick Berman、Brannon Braga

ゲスト
ウィル・ライカー (ジョナサン・フレイクス) 映画 "Star Trek Nemesis" 「ネメシス/S.T.X」以来の登場
ディアナ・トロイ (マリーナ・サーティス) 映画 "Star Trek Nemesis" 「ネメシス/S.T.X」以来の登場
シュラン (ジェフリー・コムズ) ENT "The Aenar" 以来の登場
シュランの娘 (Jasmine Anthony)
気持ち悪い異星人リーダー (Jonathan Schmock)
医療技師 (Jef Ayres)
少尉 (Solomon Burke. Jr.)

[05/04] ・これまでに判明しているとおり、"These Are The Voyages..." は「現在の」(これまでの 2155年) より 6年後から始まる。
・プロローグでは、エンタープライズが船の引退式を行うために地球へ向かっている。アーチャー船長は、惑星連邦の憲章調印でのスピーチを準備している。すると「コンピューター、プログラム停止」と聞こえ、全てが停止する。TNG 後期の制服を着たライカー副長が現れ、ホロデッキをオフにして出ていく。
・クレジット後の本編では、TNG と同じエンタープライズ-D が登場する。トロイとライカーが廊下を歩いており、ライカーは歴史の記録を見ていたらしい。過去の秘密任務に関して決断を下さなければならず、そのヒントを得るためだ。
・それは「ペガサス」を指しており、TNG 第7シーズンのエピソード ("The Pegasus" 「難破船ペガサスの秘密」) に関連している。
・ともかくライカーはホロデッキプログラムをスタートさせ、エンタープライズ NX-01 のブリッジに戻る。船はアンドリア人シュランの通信を受け、クルーは彼を見て驚く。既に死んだと思っていたからだ。
・シュランはアーチャーに、自分の娘が誘拐されたので取り戻すのを手伝って欲しいと話す。アーチャーはシュランに恩があるため、迂回して乗船させることにする。救出任務を始める。
・一方、ライカーは NX-01 のシェフを演じることにした。そうやってクルーの一人一人と話すためで、好きな食べ物を探る振りをして行う。こうしてクルーのそれぞれがライカーと話すシーンがあり、彼はまるでシェフが自ら作ったトウモロコシ菓子やナマズ料理をつまみ食いしすぎたようにも思える。
・一行は救出任務に向かい、数人の意地汚い異星人が登場する。シュランとトゥポルは希少な宇宙のルビーと交換にシュランの娘を助け、その後戦闘が始まる。MACO 姿のライカーは 2人の異星人を殺し、全員脱出する。
・その後異星人たちは NX-01 に転送侵入することに成功し、アーチャーやタッカーと廊下で争う。異星人はアーチャー船長を倒し、シュランのところまで連れて行かなければ、アーチャーを殺すとタッカーに言う。タッカーは従った振りをし、部屋に連れて行く。そこで通信コンジットなどの再配線が必要だと言って、異星人が見ている前で作業する。そうやって彼らをだましたタッカーは、「全員地獄へ堕ちろ」と言った。異星人たちと共に自爆したのだ。
・目を覚ましたアーチャーはタッカーを医療室へ連れて行くが、容態は悪い。タッカーは大丈夫だと言うが、ドクターはチューブに収容する。それが最後の登場であり、タッカーは死亡した。
・最後のシーンでは、アーチャー船長とトゥポル司令官が地球におり、控え室の中で大きな儀式に備えている。トゥポルはタッカーの死を悲しみ、アーチャーは素晴らしいスピーチを行うだろう。「プログラム終了」と聞こえ、最後の場面はライカーとトロイが一緒におり、エンタープライズ-D が飛んでいく。
・TNG のピカード艦長の声が聞こえてくる。"These are the voyages of the starship Enterprise..." そして TOS のエンタープライズが登場し、カーク船長の声。"her ongoing mission, to seek out strange new worlds, new civilizations..." (注:本来 her ongoing…になっているのは ST2 のスポックのはずですが、詳細は不明) 最後に NX-01 が現れ、アーチャー船長の声。"to boldly go where no one has gone before...". (余談:仮に吹き替えで再現する場合、特に TOS は独自の語順になっているため、TNG をベースにして「これは宇宙船エンタープライズ号が」 「任務を続行し未知の世界を探索して、新しい生命と文明を求め」 「人類未到の宇宙に勇敢に航海した物語である」と分けて矢島さん、麦人さんが新録で (もちろん谷口さんも) やるのがいいかもしれません。気の早い話ですが)
・全体的にライカーとトロイが登場する時間が長く、TNG のストーリーとして扱われている。多くの俳優は非常に少ない時間で、特にドクター・フロックス、メイウェザー、サトウ、リードは短い。
・その他、見た人によれば
  • 実質的には ENT というより TNG のエピソードに近い
  • TNG 以外の旧シリーズは関係しておらず、TNG が半分、ENT が半分
  • 最後の NCC-1701 は CG製で、"In a Mirror, Darkly" の再利用。実際ディファイアントの番号になっていたが、最終的には修正される可能性がある。カークの声は TOS 当時のもの
  • トゥポルがタッカーの部屋で荷物をまとめるシーンがある
  • タッカーの死後、彼は自分の死が犠牲に値するとアーチャー船長に言いたかったのだろう、というセリフがある
  • タッカーが死ぬのはエピソードの終わり頃
  • トゥポルだけでなく、全員がタッカーを英雄として讃える。アーチャーはトゥポルを強く抱きしめる
  • ロミュラン戦争に関する言及や回想シーンはなく、ペガサス関連で述べられるのみ
  • アーチャーのスピーチシーンは実際にはない
  • ライカーがホロデッキを使うのは、倫理観のジレンマに悩んでいるため。ペガサスの実験についてピカードに明かすか明かすまいか、NX-01 のホログラムを使って決断にヒントを得ようとしている
  • ライカーの決定は明白ではないが、タッカーはアーチャーの命令に背いて彼を救う。そのためライカーも同様に提督の命に背いてピカードに話すと思われる
  • タッカーの死をクルーそれぞれが悼むシーンはなく、アーチャーとトゥポルが少しあるのみ
  • シュランは死なない
  • 最後の声は当時の音声
  • 連邦設立の式典に関しては、以前登場した巨大な円形広間のシーンだけが使われる。エンタープライズのクルーが座っており、アーチャーがスピーチするのを待っている
  • 異星人がシュランを追っているのは、彼がデニービアン・アメジストをだまし取ったから
  • クルーのその後についてライカーたちから語られることはなく、タッカーが死んだということのみ
  • ライカーとトロイはアーチャーの作戦室に入り、なぜ水槽がないのか、狭いのか話す。ライカーは頭をぶつけそうになる
[04/30] ・ライカー、トロイ、データのほかにも、馴染みのある声を聞くことができる
・既に観た人によると、ST 全体、特に TNG のクルーに対しての素晴らしい別れになっている

[04/16] ・(3/24 の内容の続き) だが最初に士官たちは、大胆で危険な救出任務を始めなければならない。守るのは、アンドリア人司令官シュランの誘拐された娘である。
・一方、遥か未来ではトロイがライカーにホロデッキでの休養を勧める。歴史におけるこの重大な瞬間を再現し、命令の本質を探るためだ。

[04/12] ライカーとトロイは TNG "The Pegasus" 「難破船ペガサスの秘密」の頃として登場する

[03/24] 6年後、興奮状態のアーチャー船長とクルーは地球へ帰還する。エンタープライズの退役と、連邦憲章の調印が待っているからだ。その憲章によって、エンタープライズが構築を手助けした、新たに結成される惑星間同盟ができることになる。

[03/24] ブレント・スパイナー [TNG データ] が、自ら考えた 4つのセリフを録音したと発言。データが通信などの声だけで「登場」し、ライカーやトロイと話す可能性がある。

[03/12] 忙しい撮影最終日は 3月8日火曜だった。その後セットは閉鎖され、各部門は仕事を終わらせ、俳優はトレーラーを去った。スタートレック/エンタープライズの撮影が、これを最後に完結したからだ。
・シリーズ・フィナーレは "These Are the Voyages..." と呼ばれている。恐らく既に秘密ではなくなっているだろうが、このスタートレック前史の最終エピソードには、2人のとても特別なゲスト俳優が出演する。ジョナサン・フレイクスとマリーナ・サーティスだ。
・ストーリーの詳細については現時点では語らないが、フレイクスとサーティスは実際に新スタートレックの登場人物、ライカーとトロイを演じる。共同製作総指揮のマニー・コトは最近のインタビューで、最終話はタイムトラベルが関係しないと述べた。ここで言えることは、ホロデッキが関係するということだけだ。
・このエピソードのもう一人のゲスト俳優はジェフリー・コムズで、アンドリア人「シュラン」役で青くされるのも最後である。
・製作番号 98番は、2月25日金曜の遅くに始まった。半日が第97話 "Terra Prime" を終えるのに使われた後だ。その金曜日は、「エンタープライズを救え」集会がパラマウント正門前で開かれた日だった。実際、デモ行進するファンはフレイクスとサーティスが車で到着するのを目撃した。そしてコムズは会社に現れ中に駐車した後、すぐに門のところに戻ってきてデモ参加者と会った。アンソニー・モンゴメリーも、出てきて群衆と話した俳優の一人だった。
・8日の主要撮影スケジュール中 (普通より一日長い)、ほとんどの撮影は建設済みの NX-01 セットで行われた。だが 24世紀の場所を表すために建設された、新たなセットがあった。具体的にはテン・フォワード、観察ラウンジ、トロイの部屋、TNG型の廊下だ。ホログリッドのシーンも登場するが、グリーンスクリーンの前で撮影され、後で合成される。
・このエピソードのために復元されたもう一つの新規セットは、雪深いライジェル10号星の建物の一部だ。ライジェル10号星は、アーチャーたちクルーが "Broken Bow" 「夢への旅立ち」で最初の任務中に訪れた惑星である。また、滅多に登場しない「シェフの調理室」が造られ、使用された。
・8日間の撮影を通して、フレイクスは多様な場所に現れた。TNG時代の制服を着て、NX-01 クルーとして、MACO として、さらに…もう一人の姿は、驚きを損ねない方がいいだろう。
・そのほかにも特別な俳優ゲストが、このエピソードに出演した。NX-01 の機関士をあるシーンで演じたのは、NASA 宇宙飛行士のマイケル・フィンクだ。フィンクは STARTREK.COM で昨年 12月にニュースになった。ロシア人宇宙飛行士のゲナディ・パダルカと共に、6ヶ月の国際宇宙ステーションでの任務から帰還した後、「宇宙艦隊賞」を受け取った。軌道上に滞在中、フィンクはスコット・バクラと超長距離の電話通信を使って話した。今回、直接会話することができた!
・俳優リストの中に、「シュランの娘」を演じる Jasmine Anthony がいる。Jasmine は 8歳の女優で、「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」など数本の映画に出演した。少尉を演じる「ソロモン・バーク」という名前もある。これは「キング・オブ・ロック&ソウル」として知られる、64歳の R&B 歌手ではない。普通の若い俳優で、知る限り有名な同姓同名の人物とは無関係だ (妙なことに、このソロモン・バークがスタートレックのセットに現れたまさにその日、「その」ソロモン・バークはニューヨークにいて、コナン・オブライエンに出演するための収録中だった!)
・付記として "Demons" の製作リポートで、「グリーン大佐」の配役について触れた。映像資料の中でモニター上で演説を行い、まだ役が決まっていなかった。その映像は先週の 2月28日月曜に撮影され、B班撮影の最中だった。配役はスティーヴ・ランキンが演じた。軍人役で人気のある性格俳優で、ランキンは以前に TNG の "The Enemy" 「宿敵! ロミュラン帝国」で「パターク」、スタートレック/ディープ・スペース・ナインの "Emissary" 「聖なる神殿の謎」でカーデシア人士官、DS9 の "Invasive Procedures" 「突然の侵入者」でイエトーを演じた。その B班の日は Dan Curry 監督で、"Demons" のほか、"In a Mirror, Darkly" 前後編のために多数の挿入場面を撮るのに使われた。ほとんどは映像効果とスタントが関係するものだ。その場面の中には、コンピューター生成のソリア人とゴーン人 (だが実際の「ゴーン人の爪」がメーキャップ部によって創られ、ある場面で使われた) が関係するものがあった。鏡像トゥポルと鏡像ホシの争いもあり、それぞれスタントウーマンの Boni Yanagisawa と Diana Inosanto が演じた。
"These Are the Voyages..." の主要撮影の最終日は、前の火曜 8日だった。ディープ・スペース・ナインの最終話、"What You Leave Behind" 「終わりなきはじまり」に似た気分を味わうことになった。エピソード後半に多数の群衆が登場するシーンでは、ほぼ全ての舞台裏のスタッフ人員、製作・創作スタッフなどの特別ゲストがセットに集まった。あるストーリーのポイントを明かさずに言うと、そこは多数の群衆 (ほとんどはコンピューター生成される) であふれる講堂だ。「VIP室」もある。その群衆の中に、番組リーダーのマニー・コトが提督役でいるのに気づくかもしれない。脚本家 Andre Bormanis は、民間人の服装。脚本家 Garfield Reeves-Stevens は、宇宙艦隊のジャンプスーツ姿。その妻の Judith は未来的な民間人のドレス姿だ。Larry Nemecek は雑誌 Star Trek Communicator の編集者であり、同じくスーツを着て髪を光らせている (Larry のスーツは噂によると、エイヴリー・ブルックスが "Far Beyond the Stars" 「夢、遥かなる地にて」で着たのと同じものだ!)。ここで触れた約15人の「VIP」のほか、二十数人のエキストラが講堂シーンに出演した。
・その日の午後、セットのあちこちは大きな活気にあふれた。スタッフ、幹部、俳優、エキストラたちは各々の写真を撮ったり、俳優から脚本や予定表にサインしてもらったり、お互いに別れを告げ幸運を祈ったりした。高校最後の日の 3年生になったようだった。
・その騒ぎが午後遅くに収まった後、楽しくもあり、辛い出来事が始まった。主要俳優は小さなシーンを撮り終え、各々順番に、これを最後にユニットプロダクション・マネージャー Brad Yacobian から「解放」された。俳優一人ずつの離脱はスタッフの拍手で包まれ、何度も抱き合い、多くの感動的な別れがあった (ジョン・ビリングズレーがセットを去るとき、言いづらそうにこう言った。「これは、刑務所を出るよりずっといいね!」 ジョン、その経験があるのだろうか?)
・ジョリーン・ブラロックとスコット・バクラは、最後に解放された主要キャストだった。そのためバクラは、仲間全員に挨拶する機会を得た。特に、スタートレックで新スタートレック開始以来 18年働いてきた、スタッフメンバーに感謝した。彼と俳優仲間はこの番組が続いた 4年の間、とても歓迎されていると感じたと述べた。そして感情を込め、みんなに「失った仲間を忘れない」ことを伝えた (名前は挙げなかったが、明らかに助監督の Jerry Fleck と、「カトラー」役の女優ケリー・ウェイマイヤのことを指している。2人とも若くして亡くなった)。
・主要撮影は公式には 8日火曜に終わったが、フレイクスとサーティスにとっては実はまだ終わっていなかった。3月9日水曜に戻ってきて、いくつかのグリーンスクリーン場面を取り終えた。キャラクターたちがホロデッキ/ホログリッドを出たり入ったりする個所だ。
・もちろん、まだ今後数週間に渡って仕事は続く。編集、映像効果、音響効果、音楽演奏などの製作後活動が、5月まで続くからだ。
・最後にエンタープライズの俳優とスタッフ全員が一堂に会するのは、4月半ばの打ち上げパーティとなるだろう。
・今やこれを最後に番組は完結したが、創作スタッフの何人かと俳優 2人が、今週末パサディナでの Creation Entertainment のグランドスラム・コンヴェンションに参加する。コナー・トリニアーは 12日土曜に出席、ジョリーン・ブラロックは 13日日曜に登場し、初めてのコンヴェンション参加となる。日曜にステージに向かう人には、エンタープライズの創作班の何人かもいる。コト、Bormanis、Reeves-Stevens 夫妻、Mike Sussman たちだ。その際質問を受け付けるため、最終話に関する他の詳細を引き出してみよう。
"These Are the Voyages..." は、番組の創作者 Rick Berman と Brannon Braga による執筆。二人の第4シーズンにおける、最初で唯一の脚本となる。このエピソードは Allan Kroeker 監督で、今回で 3度目のスタートレックのシリーズ・フィナーレを連続して務めた。"What You Leave Behind" と、ヴォイジャーの "Endgame" 「道は星雲の彼方へ」に続いてとなる。
・エンタープライズの最終作品は、5月13日午後 9:00 (ET/PT) に放送予定。8:00 の "Terra Prime" の直後である。
・UPN 発表の放送スケジュールは、前回の製作リポートから変更されていない。次の新作エピソードは 4月15日の "Bound" で、前後編の鏡像世界の連続ストーリーが続く。その後に前後編の地球・月・火星ストーリーで、最後にシリーズ・フィナーレとなる。

[03/08] トゥポル役ジョリーン・ブラロックによると、最終話は「ゾッとする」内容

[03/04] [未確認の噂による]
最後にタッカーが死亡する場面があり、それはホロデッキでの映像。エンタープライズ-D で、ライカーとトロイが観察している。2人が登場するのはエピソードの 3分の1 程度で、このシリーズ全体がホロデッキのプログラムという意味ではない。

[03/04] (U.S.S.タイタンでの) 艦長としてのライカーが登場するわけではなく、時代は TNG の頃。ライカーは過去の時代 (ENT から約4年後) を再調査しており、ホロデッキで出来事を再現している。それを行っているのは何らかの内部抗争に対処するためで、ピカード艦長に明かすかどうか決めていない。

[03/04] ジェフリー・コムズがシュラン役で再登場

[02/14] ジョナサン・フレイクス [TNG ライカー] が、マリーナ・サーティス [TNG トロイ] と共にライカーとトロイ役で出演することを認めた

[02/14] リック・バーマンとブラノン・ブラガが脚本で、タイムトラベルは関係しない

[02/10] TNG 以降の (打ち切りではない) シリーズ・フィナーレと異なり、2時間ではなく 1時間エピソードになる可能性も

[02/04] リック・バーマンによると、最終話は (ファンへの) ヴァレンタインプレゼントのようなもの

[02/03] ENT、4シーズンでの打ち切りが正式発表

[01/26] 第4シーズン・フィナーレで、ジョナサン・フレイクス [TNG ライカー] とマリーナ・サーティス [TNG トロイ] が出るという噂がある
視聴率

視聴率 2.4% (前話比+0.4%)/占拠率 4% [速報]

レビュー

The Trek Nation

Sci-Fi Universe [1]

TrekWeb [6/10]

TheStar.com

SciFi.com [C-]

post-gaeztte.com

Ain't It Cool News [3.5]

BostonHerald.com

USATODAY.com

new0522 Xenoclone

The Great Link (1) [3/5]

The Great Link (2) [1/5]

Entil'zha [4/10]

Monkee's Place [7/10]

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第4シーズン
[02/14] 雲にある都市、ストラート (TOS "The Cloud Minders" 「惑星アーダナのジーナイト作戦」より) へ行くエピソードは立ち消えになった。前後編で、初期のストラートを扱う予定だった。初めての宇宙基地、つまり第1宇宙基地を造るエピソードの案もあった。また、トリレーンと Q をつなげるアイデアも考えていた

[01/26] 第4シーズン・フィナーレで、ジョナサン・フレイクス [TNG ライカー] とマリーナ・サーティス [TNG トロイ] が出るという噂がある

[01/20] 第4シーズン後半で扱うのはアンドリア、クリンゴンの衛星、ロミュラン前哨地、ロミュランの襲撃者、オリオン私掠船、地球の月、火星、コンスティテューション級連邦船。ソリア人やゴーン人も登場

[12/24] ・クリンゴン人のストーリーで、アーチャーとリードの対立を扱うものがある。セクション31 の誕生も関わる。
・鏡像世界を扱う案があり、その際はオープニング映像も変えるかもしれない。
・第4シーズンを締めくくる連続ストーリーは、太陽系のこれまでに登場したことのない火星や月面のコロニーを扱う可能性がある。人類自身が偏見を捨て去り、連邦の設立につながる。
・第5シーズンは全て、連邦設立に関わる連続ストーリーにしたいと考えている。

[12/06] ウィリアム・シャトナー [TOS カーク] が 出演する場合、次の第5シーズンもしくは第4シーズン最終話のクリフハンガーになる可能性がある

[11/26] ・グリーン大佐が登場する、恐ろしい連続ストーリーが考えられている
・ストラートの空中都市 (TOS "The Cloud Minders" 「惑星アーダナのジーナイト作戦」) が舞台となるエピソードを、1話か 2話手がける可能性がある
・タッカーとのトゥポルの行く末についても考えており、これまでになかったような驚くべきもの

[10/09] 今後予定されている 3話の連続ストーリーでは、グリーン大佐 (TOS "The Savage Curtain" 「未確認惑星の岩石人間」より)、アンドリア人、初登場のアンドリア人の一民族、テラライト人が関わる。

[10/05] ウィリアム・シャトナー [TOS カーク] は「もう一つの現実」のカーク船長を演じる?

[09/12] ENT にウィリアム・シャトナー [TOS カーク] が出演する場合、カークでもカークの先祖でもないキャラクターを演じる?

[09/04] ・Manny Coto によると、今シーズンは「連邦結成の構築」になる。各ストーリーは連邦設立、もしくは設立の開始につながっている。
・ウィリアム・シャトナー [TOS カーク] が出演する場合、ジュディス&ガーフィールド・リーヴス・スティーヴンスが少なくとも一話の脚本を担当するかもしれない。

[08/09] カーク役ウィリアム・シャトナーは、2話に渡って出演するかもしれない

[07/23] ・第4シーズン 3話目は一話完結で、トゥポルが結婚するかもしれない
・その後、ブレント・スパイナー [TNG データ] が出演する一つ目の連続エピソードが第4〜6話に渡って続く。スパイナーが演じるのはヌニエン・スン博士の先祖であるエリック・スン (Arik Soong) で、「フランケンシュタイン博士の上をいく」キャラクター。「優生時代」に 20体の胚を生み出し、遺伝子操作は必要だったと信じている。カーンたちが起こした優生戦争が間違ったものだったと考えているのも、彼が生み出した 20人こそが未来の人類になるべきだと思っているからだ。エリックは 20年前 (2134年ごろ) に宇宙艦隊の施設で秘密裏に管理されていた 20体の胚を盗み出し、生を与えた。だが彼らはエリックのもとから去った。エリックは何度も脱獄を図った「ハンニバル・レクターのような」有名な犯罪者であり、地球は未だ優生戦争の陰に苦しんでいるため、恐れられている [なお、これだと優生戦争が本来の 1990年代ではなく ENT の時代に近い頃に起こったことになるが、Manny Coto によれば 2004年の現在でも戦争は起こっていないのだから、単に時期がずれただけと考えている模様]。成長した「遺伝子超人」のせいでクリンゴン帝国との戦争勃発の危機に陥り、エンタープライズは彼らを宇宙艦隊へ連れ戻すため、エリックの手を借りることになる。追跡する中、クリンゴン帝国とオリオン・シンジケートの間にある、ボーダーランドという宇宙領域が初登場する。オリオン人と初接触し、肌が緑色のオリオン奴隷女も出てくる。
・更に後の第4シーズンでは、3話連続でヴァルカンの内戦を扱う。ENT のヴァルカン人が、その後の時代での描写とは異なっている (嘘をついたり、平和主義ではないこと) のを理由づけるものになる。民衆がスラクの教えから脱却していると訴える、マーティン・ルーサーのような人物がヴァルカンに現れる。彼のせいで内戦が巻き起こり、16世紀ヨーロッパでの宗教改革のような事態になる (ヴァルカン最高司令部=中世のカトリック教会のような位置づけ)。この一連の出来事は、ほぼ全て暑い砂漠の惑星で起こる。このヴァルカン人は平和主義、純粋な論理、過去の生き方への回帰を説く。だがスラクの教えを信じているだけではなく、彼自身がスラクだと考えている。つまりスラクのカトラを受け継いでいると主張するのだが、それが本当かどうかは後に明らかになる。不安定なヴァルカンの状況にアンドリア人がつけこみ、更に内戦をけしかける謎のヴァルカン人反乱分子たちは、ロミュランが変装しているものと後で判明する。当然エンタープライズも巻き込まれた後、最終的には新たなヴァルカン人の始まりを目にすることになる。
・ウィリアム・シャトナー [TOS カーク] が出演する場合、他のキャラクターではなくジェイムズ・カーク本人を演じる

[07/09] ブラノン・ブラガは今後の ENT でロミュランを扱うことについて、「映画でロミュラン戦争を扱うので」、競合を避ける必要があるかもと言っている

[07/09] 第3シーズン・フィナーレ "Zero Hour" から続くズィンディのストーリーは、第4シーズン初めの 3話で完結する。その後は第1・2シーズンのような探検に戻るが、2〜4話ずつほどのミニ継続型ストーリーが展開。馴染みのある俳優やキャラクターが登場する

[06/29] ウィリアム・シャトナー [TOS カーク] を含め、以前のシリーズからの俳優・キャラクターを登場させる可能性がある

[05/28] 第4シーズンは 22話になる予定

[05/26] ブラノン・ブラガ、トップを退くかもしれないと発言。Chris Black や Manny Coto といった脚本家に、席を譲る可能性が

[05/24] 第4シーズンにウィリアム・シャトナー [TOS カーク] が出演する可能性がある

[05/09] 第1・2シーズンのような単純な宇宙探査ではないが、第3シーズンのような長い任務にもならないかもしれない。3〜5話ずつの短い連続ストーリーの可能性も

[03/05] Xindi に関するストーリーは第4シーズンにも続くかもしれない。また、第3シーズンと同じように連続的なエピソードになる可能性も

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