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HOSHI.SA.TO ENTERPRISE

── 最後のフロンティアは新たな始まりを迎える ──

総合情報 レギュラー エピソード
ENTERPRISE エピソード紹介 過去エピソード/第4シーズン (7)

ご注意
以下の内容には、本国での「エンタープライズ」エピソードに関するネタバレ・噂・未確認情報を含んでいます。全て放送前の情報を基にしたものなので、内容は必ずしも保証できません。各エピソードの解説情報は、下に行くほど古いものになります。

先の放送内容を知りたくない場合は絶対にご覧にならないことをおすすめします。
第92話 "Divergence" 直訳題「分岐」
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予告編 [Sci-Fi Universe]

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放送日 2005年2月25日

監督 Dave Barrett

脚本 Judith Reeves-Stevens, Garfield Reeves-Stevens

ゲスト
Marab (Terrell Tilford) 前話に引き続き登場
Antaak (ジョン・シャック) 前話に引き続き登場
K'Vagh 将軍 (ジェイムズ・アヴェリー) 前話に引き続き登場
エリカ・ヘルナンデス船長 (Ada Maris) 前話に引き続き登場
ハリス (エリック・ピアーポイント) 前話に引き続き登場
Laneth (クリスティン・バウアー)
Krell (ウェイン・グレース TNG "Aquiel" 「謎の蒸発事件」のトラク地方官、DS9 "Wrongs Darker than Death or Night" 「憎悪を超えて」のカーデシア人レガート役。ゲーム "Klingon Academy" で声の出演)
戦術士官 (Matt Jenkins)

[02/07] ・2部連続ストーリーの後編。アーチャーとクルーは新造宇宙船コロンビアと協力し、誘拐されたフロックスの救出に当たる。
・ヘルナンデス船長、タッカー、新たに発進した宇宙船コロンビアの力を借りて、アーチャーは誘拐されたフロックスを追う。クリンゴン領の奥深くだ。その中フロックスは、クリンゴン前哨基地を襲うウィルスの治療法を探すため、協力を決断する。
・一方、アーチャーはリードに秘密命令の内容を明かすよう求める。彼が謎の情報組織と通じていることが、明らかになったからだ。その後タッカーは一時的にエンタープライズへ戻り、トゥポルは彼との厄介な問題を話し出そうとする。

[01/15] コロンビアの助けを得て、エンタープライズのクルーは船への破壊工作に立ち向かう。そしてフロックスの誘拐に隠された事実を追跡する。

[01/15] ・スタートレック史におけるいくつもの見地から、数多くの要素が引き出された。それらの要素は、なぜクリンゴン人が特定世代のほとんどで額のうねりを失ったかを説明づけるために、"Divergence" で一つとなる。"Affliction" から始まる 2部作の後編だ。
・前回の製作リポートで説明したとおり、脚本スタッフはクリンゴン人の矛盾を説明するシナリオを考え出した。以前に確定した全ての正史を考慮したものである。"Divergence" は具体的に言うと Judith & Garfield Reeves-Stevens 脚本で、二人は ST サーガにおける著名なプロである。
・詳しく明かさずにストーリーを要約すると、エンタープライズはなぜフロックスが誘拐されたか、どこに囚われたのかを突き止める探索を行っている (前話より)。だが番組が始まると、クルーは船内システムへの破壊工作に立ち向かわねばならない。ワープリアクターを吹き飛ばす危険があるものだ。その状況は、エリカ・ヘルナンデス船長と新たに発進したコロンビア NX-02 の助けを得て解決する。その後アーチャーは、フロックスがクリンゴン領域の奥深くにいることを知る。そのため 2隻は共に、その方向へ向けて危険な針路を取る。一方フロックスはクリンゴンの全住人を脅かす苦痛に対処するために、協力を決断する。前のエピソードと同じく、クリンゴン人の新たな種類の始まりを目にすることになる。初代のカーク船長時代に登場した、滑らかな頭部の種だ。
・ジョン・シャックは前作品から "Antaak" 役で引き続き出演し、フロックスが協力するクリンゴン人科学者である。「ヘルナンデス船長」役の Ada Maris、謎めいた「ハリス」役のエリック・ピアーポイントも同様だ。"Affliction" から継続する俳優にはクリンゴン人の「K'Vagh 将軍」役、ジェイムズ・アヴェリーもいる。俳優・コメディアンのアヴェリーは、The Fresh Prince of Bel-Air で長老の「フィリップ・バンクス」役として最も有名だ。だが長年に渡って様々なクレジットの経歴を残しており、ミュータント・タートルズといった番組では声の出演をしている。もう一人の性格俳優である Terrell Tilford も "Mareb" 役で復帰し、滑らかな頭をした「タイプ2」クリンゴン人だ。
"Divergence" でゲスト一覧に加わるのは、クリンゴン艦隊提督 "Krell" 役のウェイン・グレースである。グレースは以前にクリンゴン人を演じ、新スタートレックの "Aquiel" 「謎の蒸発事件」で「トラク地方官」役だった。"Star Trek: Klingon Academy" というゲームには声を提供しており、スタートレック/ディープ・スペース・ナインの "Wrongs Darker than Death or Night" 「憎悪を超えて」ではカーデシア人も担当した。女性の「タイプ2」クリンゴン人であり、信用できない "Laneth" は ST では新人となるクリスティン・バウアーが演じる。バウアーはダーク・エンジェルの「リディア・マイヤーソン」役で出演し、そのほかにも様々な配役を演じた。
・この作品の製作は 12月14日火曜に始まり、2週間の年末休暇で半分に文字通り分けられた。スケジュールはじめの 4日は建設済み船内セットでの撮影が行われ、作戦室、廊下、拘束室、機関部、コロンビアを表すために少し改装されたブリッジなどが使われた。16日木曜、ジョン・ビリングズレーはシャックやアヴェリーと共に、クリンゴン人の研究室セットで丸一日を費やした。一方残りの主要キャストは、"United" 用の第二班撮影で隣のサウンドステージに入った。スケジュールの第一日、14日火曜は午後 5:00 という早めの時間に完了した。そのため俳優とスタッフはスコット・バクラ主催の年末パーティのため、スタジオ売店に集まった。
・復帰一日目の 1月3日は、比較的簡単なものだった。"Divergence" のブリッジシーン撮影に 2時間使った後、その日の残りは "Babel One""United" の第二班作業で使われた。監督したのは映像効果監修 Dan Curry だった。4日火曜の朝、ピアーポイントは壁が一方向だけにあるセットで全ての撮影を行った。彼のキャラクターはこの作品ではモニター上でしか登場しないため。同日グレースは 2つのセットで全てのシーンを撮影し、クリンゴン巡洋戦艦のブリッジと船室だった。その最中にはガフを食べる楽しみを知ることになった。4日火曜の残りと 5日水曜は更なるシーンで使い切られ、クリンゴン研究室、クリンゴン兵舎セット、エンタープライズの医療室だった。言うまでもなく、メーキャップ部は脚本で要求される様々なクリンゴン人の外見を全て施し続けるという、大変な職務を受け持った。病気と額のうねりに異なった段階があり、地球人のキャラクター一人にさえメイクを行った。
・主要撮影は通常通り 7日間の予定だったが、木曜 (1月6日) の B班製作にずれこんだ複雑な場面があった。次のエピソードの開始と重複している。その場面はコロンビアが、エンタープライズの受けた破壊工作による危機からの解決を助けようとする努力が描かれる。NX-01 はワープを抜けることができないため、前代未聞の作戦が行われる。コロンビアからエンタープライズへクルーを移動させるための試みで、各船の発着ベイ間に張られたケーブルを通じて行われる…ワープ5 で (転送機はワープでは動かせず、ドッキングも不可能)。込み入った大量の撮影が発着ベイセットで行われ、最初はエンタープライズ、次にコロンビアとして内装された。上下逆さまのカメラアングルも含まれる。ケーブル装備は人員輸送の「シーソー」部品を含め、特殊効果部によって考案された。後にデジタル映像が追加される様々な場所で、グリーンスクリーンが使用された。発着ベイの内部から見える、相手の船の下腹部といった映像だ。コナー・トリニアーとドミニク・キーティングは EVスーツを着てこの場面に参加し、スタントマン Shawn Crowder もいた。
・このエピソードは Dave Barrett が指揮し、エンタープライズでは初めての監督である。先に述べたとおり、脚本は Reeves-Stevens 夫妻によって書かれた。今シーズンスタッフに加わって以来、"The Forge""Observer Effect" (来週放送)、"United" を担当した。
"Divergence" は現在のところ 2月25日放送予定。
・UPN が発表している現在の放送予定 (前回の製作リポートから変わっていない) によると、14日金曜の "Daedalus" から始まる 7話の新作エピソードが予定されている。来週にもう一話の単独作品である "Observer Effect" が続いた後、3部作のロミュラン/アンドリア連続ストーリー、更にクリンゴン 2部作が続く。再放送が繰り返された後、今シーズン残っているのは 6話の新作エピソードとなる。いつも通り、放送日の情報は変更される場合がある。

[12/19] ・ドクター・フロックスは一種の対ウィルスワクチンを準備する。恐らく連続ストーリーでの前のエピソード、"Affliction" で明らかになるように、クリンゴン人を襲っている伝染病を治療しようとするものだろう。フロックスは成功するかどうかはわからず、処置には地球人の宿主が必要だと説明する。その時、乗っている船が攻撃を受ける。
・多くの船に対する戦闘に加わるのは、新造宇宙船コロンビア NX-02 だ。スペースドックを出たばかりであり、再び Ada Maris 演ずるエリカ・ヘルナンデス船長が指揮している。敵船の一隻が動きを止め、左舷ナセルが無防備になる。ヘルナンデス船長はブリッジを指揮し、総攻撃を命じる。

[12/08] 脚本は Judith & Garfield Reeves-Stevens で、2部作のクリンゴン連続ストーリーの後編。複数の船が絡むアクションシーンがある。
視聴率

視聴率 1.7% (前週比 -0.1%)/占拠率 3% (速報)

レビュー

The Trek Nation

Save Enterprise

TrekWeb [8/10]

The Star Trek LCARS Episode Database

The Great Link [3/5]

The Great Link (2) [3/5]

Entil'zha [10/10]

TailSlate [3]

Television Without Pity

第93話 "Bound" 直訳題「束縛」
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放送日 2005年4月15日

監督 Allan Kroeker

脚本 Manny Coto

ゲスト
Navaar (サイア・バッテン DS9 "Indiscretion" 「デュカットの娘」などのトーラ・ジヤル、VOY "Drive" 「愛の危機」のイリーナ役)
D'Nesh (Crystal Allen)
Maras (Menina Fortunato)
Harrad-Sar (ウィリアム・ラッキング DS9 "Shakaar" 「シャカールの乱」などのフレル役)
Kelby (Derek Magyar) ENT "Affliction" 以来の登場

[03/26] ・アーチャーがオリオン人との取引を終えた後、相手の商人は船長に贈り物を差し出す。3人の魅惑的なオリオン人女性で、船内の男性全員を誘惑し始める。だが何らかの謎めいた理由のため、タッカー以外の者に対してだ。一方、タッカーがエンタープライズに残り続けることで、新たな主任機関士 Kelby と摩擦が生じ始める。

[02/14] オリオン人が重要な役割を果たすが、実際はタッカーとトゥポルの話。オリオン人の社会構造も判明する。

[01/26] アーチャー船長はオリオン・シンジケートと交渉を行い、贈り物として 3人のオリオン奴隷女を受ける。

[01/26] ・今シーズンはじめの "Borderland" で、オリジナル・シリーズ以来初めて、オリオン奴隷女のとても美しい外見を目にした。だが悲しいことに、それは非常に短い時間に過ぎなかった。今回撮影を終えた最新エピソードで、みんなお気に入りの緑色の肌をした女性たちと、多くの時間を過ごすチャンスを得ることになる。そして彼女たちが銀河中に知られるようになる原因を、実際に体験する。
・この作品は "Bound" と呼ばれ、番組リーダーであり筋金入りのスタートレック・ファン、マニー・コトが脚本を書いた。エンタープライズに Harrad-Sar というオリオン人商人が近づき、彼はオリオン・シンジケートと宇宙艦隊の関係を良くする提案をもっている。アーチャーに希少な鉱物に富む惑星の座標を与えると申し出る。条件は宇宙艦隊がそこに採鉱施設を造り、一部を彼に与えるというものだ。取引を祝い、Harrad-Sar はアーチャーに特別な贈り物を与えると言い張る。3人のオリオン奴隷女だ。そのオリオン人女性がエンタープライズに乗ると、広く知られた魅力のせいでクルーに影響が出始める。
・ストーリーはオリジナル・シリーズの風味を多く含んでおり、第一パイロット版 "The Cage" 「歪んだ楽園」にまでさかのぼって耳を傾けている。パイク船長が、オリオン人女性になったヴィーナが自分のために踊るのを見る有名なシーンである。"Mudd's Women" 「恐怖のビーナス」の繰り返しにも気づくはずだ。多少古臭い誘惑、格闘、さらに終わり近くのカーク・スポック・マッコイのような面白い会話もある。
・3人のオリオン人女性は "Navaar"、"D'Nesh"、"Maras" といい、順にサイア・バッテン、Crystal Allen、Menina Fortunato が演じる。バッテンはややセクシーさでは欠ける配役、スタートレック/ヴォイジャーの "Drive" 「愛の危機」でのキビキビしたレーサー、「イリーナ」として覚えているかもしれない。バッテンはスタートレック/ディープ・スペース・ナインの "Indiscretion" 「デュカットの娘」と "Return to Grace" 「新たなる戦線」で、ガル・デュカットの半ベイジョー人の娘、トーラ・ジヤルを演じた最初の女優でもある。だが、バッテンは女優と同時にダンサーでもあり、ロサンゼルスのバラエティ一座、ザ・プシーキャット・ドールズの一員である。そのためエロチックな動きについては、多少心得がある。
・Allen はセックス・アンド・ザ・シティ、ザ・ソプラノズ〜哀愁のマフィア、最近ではウィリアム・シャトナーと共に Boston Legal といった番組に出演した。ここではあまり語りたくないが、「メイド・イン・マンハッタン」(訳注:映画「ネメシス/S.T.X」の本国公開時、この映画に公開週一位の座を奪われたため) といった数本の映画でも見られる。Fortunato は主にダンサーやモデルとして活躍し、俳優のクレジットは数回あるだけだ。
・女性が登場するシーンのダンスワークでは、Travis Payne に指導を受けた。賞を獲得した振り付け師で、多くのトップミュージシャンと共に働いたことがある。マドンナ、マイケル&ジャネット・ジャクソン、ブリトニー・スピアーズなど多数だ。世界中の音楽ビデオ、コマーシャル、映画、TV、ライブで無数の経歴を残している。MTV ビデオ音楽賞の最優秀振り付け賞を 4度獲得し、そのほかにも栄誉を受けている。映画界では「コヨーテ・アグリー」、"From Justin to Kelly" で振り付けを担当し、さらに「ケーブル・ガイ」ではジム・キャリーと協力した。
・このエピソードのオリオン人男性 "Harrad-Sar" は、脚本で「力強く、堂々とし、非常に賢い」と表現されている。"Borderland" での愚かな野獣たちとは大きく異なる。彼はウィリアム・ラッキングが演じ、片腕のベイジョー人レジスタンス戦士、「フレル」役として覚えているかもしれない。"Shakaar" 「シャカールの乱」から始まる、DS9 の 3話に出演した。63歳のラッキングは実際よりほんのわずか大きく見えるようにされ、厚底靴と革の大きな詰め物をした衣装をつけた。だが他のオリオン人男性同様、髪はなく緑色だ。頭の周りには、さまざまな金属からなる「骨」をたくさんつけている。この作品に登場する他の緑色の肌をした男性は、エキストラが演じる 2人のオリオン人護衛だけだ。2人は "Borderland" 同様、愚かで上半身裸の野獣だ。
・ゲスト俳優を締めくくるのは Derek Magyar で、初登場の "Affliction" 以来、Kelby 役で復帰する。トリップ・タッカーとぶつかる機関部員だ。
・この作品の主要撮影は 1月6日木曜に始まり、1月14日金曜まで続いた。7日間だが、現実には 6日が "Bound" の製作に使われた。オリオン人女性のダンスリハーサルを除くと、10日月曜は全て "Divergence" の追加撮影に使われた。David Barrett が指揮し、ゲスト俳優のジョン・シャックと Ada Maris は追加撮影日程を与えられた。"Bound" の初日に重なった、B班撮影も平行して行われた。
・ラッキングがセットにいたのは一日だけで、7日目に全てのシーンを撮影した (だがメーキャップを含め、14時間の日程だった)。しかしながら女性たちは、話が違ってくる。3人ともスケジュールの全日、スタジオ区画にいた。そのうち 5日は、Payne と共にダンスリハーサルで 3〜4時間費やした。最終日の大演技に備えてであり、空いた空間 (ブリッジ・セットの前といったような場所) が使われた。その時間に使われていない、3個所のエンタープライズ用サウンドステージの一つである。ダンス演技以外には、女性たちはカメラの前で 4日間の一部を使った。リハーサル以外に予定された時間で、船内セットのシーンを撮影した。
・このエピソードのために建設された複雑な新規セットとしては、Harrad-Sar の荷船内・主要船室がある。ここでアーチャー、リード、2人の MACO (エキストラが演じる) はオリオン人とパーティを行い、女たちが踊るのを観る。ふんだんに飾られた空間は、アラビア王族の住居を思い起こさせる。ここで行われるベリーダンスを目にすることになるだろうが、多少高度な装備も垣間見える。キャラクターたちは枕にもたれかかって座り、色とりどりの酒を飲み、中央に置かれている異星の動物を使った豪華な御馳走を口にする (製作メモでは「ローストビースト」とされている)。もう一つの新規セットは壁が一面だけでオリオン船ブリッジを表しており、ビュースクリーン上でのみ登場する。
・使用された建設済み船内セットは、医療室、クルー私室、廊下、機関部、汚染除去室、作戦室、ブリッジである。
・もちろんメーキャップ部にとって最大の挑戦となった。オリオン人には特別室で、緑色のボディメーキャップをスプレー塗布した (担当俳優はメーキャップに約4時間費やした)。そしてスタジオの役員用ジムにある専用施設で、メーキャップ除去という慎重な処置の面倒を見た。だが通常以上の仕事としてメーキャップ担当者は、男性の地球人キャラクターの顔に汗をつけるといういつもより多くの時間を費やした。オリオン人女性がクルーから「最初の男性」を選ぶ際には、多少のあざや傷を施さなければならなかった。タッカー (コナー・トリニアー) と Kelby の争いは、スタントマンの Shawn Crowder と Paul Eliopolous によって補助された。
・ヘアスタイル部は必需品の黒いカツラを女性用に準備し、衣装部では多少風変わりで適切に穴が空いた服装を揃えた。ストーリー上で彼女たちの衣装が船内で過度に気を散らしてしまうということになり、「私服」も提供した。
"Bound" は Allan Kroeker 監督で、スタートレックで長年に渡って重要エピソードを担当する、頼りになる人物だ。今シーズン彼は以前にプレミアの "Storm Front" と、"Home" も監督した。コトは今シーズン全ての脚本に手をかけているが、前回は 2部作 "Storm Front" で単独の脚本クレジットを受けた。
"Bound" は今のところ 3月25日に放送予定。
・現在の UPN 放送スケジュールでは、現在の新作エピソード群が 2月終わりまで続く。その後 3週の再放送があり、"Bound" (単独エピソード)、さらに 2週再放送される。次にシーズン最後の 5話が、5月13日のフィナーレで最高潮に達するまで放送される。だがこのスケジュールは非常に不確かなものであるため、変更に注意。

[12/19] ・Harrad-Sar という奴隷商人は、クリンゴン人やゴーン政権と取引していた。3人の美しいオリオン奴隷女を、アーチャーやリードと踊らせるために連れてくる。姉妹は結局解放された奴隷としてエンタープライズに乗る。だが女性の一人である Navaar はアーチャーに、自分が彼の所有物でないとしても喜ばせたいと話す。彼女がアーチャーにキスし、触れるのは不適当かと尋ねる。
・だが、Navaar の動機は単にエンタープライズ船長の親切心に感謝し、惹かれたものではなかった。Navaar、D'Nesh、Maras は宇宙艦隊人員専用の船の機関部などの区域には、入らないよう指示されていた。だがアーチャーは Harrad-Sar が表向きはアーチャーに女性たちを贈り物として残した後も、彼女らは依然としてその私掠船船長と接触しているかもしれないと知る。アーチャーは 3人が本当の目的を話さないことに激怒し、その怒りで部下に衝撃を与える。
・この放送予定のエピソードで計画されているシーンには、豪華に飾られた私掠船を訪れる個所がある。タペストリーや異星人の骨董品が並べられ、更に汚染除去室での拷問もある。このエピソードでは、放送予定の "Affliction" でも登場する Kelby というクルーも復帰する。

[12/15] ・エンタープライズは少なくとも 2人の女性を船に乗せ、彼女たちは自分を奴隷だと言っている。"Navaar" のゲスト用部屋を訪れた際、この女性は新たな主人であるアーチャーを「楽しませたい」という願いを伝える。アーチャーは Navaar たちが既に自由であり、誰にも所有されないと説明する。それでも Navaar は船長を魅力的だと考え、口づけする。船長もそれ以上は抵抗しない…。
・Navaar はオリオン奴隷女で、NX-01 が遭遇した私掠線の船長からアーチャーに与えられた。アーチャーとリードがその海賊船に乗った際、彼女が 2人のために踊った時に初めて会った。その後、アーチャーは女性たちの贈り物に、単なる銀河的な寛大さ以上のものがあると考えるようになる。
視聴率

視聴率 1.8% (前回比 +0.1%)/占拠率 3% [速報]

レビュー

The Trek Nation

TrekWeb [1.5/10]

Monkee's Place [8/10]

Lower Decks [6/10]

Save Enterprise [4]

Entil'zha [5/10]

The Star Trek LCARS Episode Database

The DS9 Movie Campaign [C-]

TailSlate [3]

Xenoclone

Ex Astris Scientia [2/10]

Television Without Pity

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