USS Kyushuトップに戻る

ディープスペースナイン エピソードガイド
第52話「捨て子の秘密」
The Abandoned

dot

・イントロダクション
※1ダボテーブルが盛り上がっている様子を、クワークが苦い顔をしてみている。テーブルでは何度も「ダボー!」と言う声が上がり、一人の男が勝ちつづけているようだ。その前にいるダボガールは、バーの席に座っているジェイクに微笑みかけ、ジェイクも笑顔を返した。儲けて帰っていこうとする男にそのダボガールはもう一度勝負するように勧め、そして男は負けてしまった※2。ちらりと2階にいるクワークを見るダボガール。男は名前※3を名乗り、ダボガールに名前を尋ねたが忙しいと言ってあしらわれてしまった。そのダボガールはジェイクの隣に座る。せっかく勝っていたのに悪い女だと言うジェイク。そのダボガール、マルダ※4は明日のディナーが楽しみだとジェイクに言う。ジェイクは知らない。シスコとのディナーだと言うマルダ。ジェイクは以前確かにディナーに誘うことをシスコには言っていたが、それが明日だとは知らなかった。自分が来たら困るのかと聞くマルダだが、そんなことはない、明日は楽しみだと笑うジェイク。
売り上げを計算しているクワークのところに、女性※5がやってきた。掘り出し物があると言う。今は危ない商売には手を出せないと言うクワークだが、クワークの耳を触りながら合法的に見つけた難破船だと女性は言う。ガンマ宇宙域で見つけたもので、ラチナム3本でどうかと言ってきた。クワークは乗り気ではないが耳を舐められ、買うことになった。
その船の中はガラクタばかりで、クワークは何がラチナム3本だと怒る。だが赤ん坊のような泣き声がかすかに聞こえてきた。おそるおそる中から声がする機械を開けるクワーク。中身を見たクワークは、嘘だろと嘆いた。
※1: 今回の監督はエイブリー・ブルックス。シスコ中佐役の人です

※2: 「カジンコ」 (karjinko) と言っています

※3: オカラ (Okalar)

※4: Mardah (ジル・セイヤー) 第37話 "Playing God" 「宇宙の原型」でセリフ中にだけ出てきたダボガール

※5: Boslic Captain (Leslie Bevis) 第21話 "The Homecoming" 「帰ってきた英雄 パート1」においてリー・ナラスのイアリングを届けた人物


・本編
ベシアはその赤ん坊を調べている。赤ん坊を買ったのかと怒ってクワークに言うシスコ。いつもは中身を確かめてから買うとクワークは弁解する。ダックスは難破船を売ったボスリク人の艦長はライサ※6に向かったと言うが、本人の申告なので当てにならないとシスコに報告する。ベシアによるとその赤ん坊は種族は特定できないが健康だと言う。しかし代謝率が非常に良く、細胞分裂が急速に進んでいるにもかかわらず、それでもこの種族では普通らしいと言う。シスコがその船をオブライエンに調べさせると言うと、クワークが大枚はたいた船だと文句を言う。だがシスコににらまれると、寄付すると言って出ていった。
シスコは赤ん坊を抱き声をかける。その赤ん坊はおでこに少し模様がある以外は人間の赤ん坊と変わりがない。さっそくベイジョーの孤児院に連絡を取り、里親を探さなければと言うダックス。だがシスコは楽しそうに赤ん坊を抱いたままだ。もう一度ダックスが言うとそれならキラに連絡してもらおうと言うシスコ。状況を報告してくれというとベシアに赤ん坊を渡した。
医療室から出たシスコとダックス。ダックスはさっきのシスコは生き生きしていたと笑う。シスコはジェイクが赤ん坊だったころを思い出し、懐かしいと言う。あのころに戻れるなら何を捨ててもいいと思うときもあると言って、シスコは部屋に帰っていった。
部屋に戻ったシスコだが、ジェイクの機嫌はあまり良くない。マルダを食事に呼ぶことをシスコが言わなかったからだ。前から言っていただろうと言うシスコだが、ジェイクは本当に呼ぶのなら早めに言ってくれればいいのにと言う。いちいち許可を得なければいけないのかと聞くシスコ。そんなことはないと言うジェイク。形式ばることはないよね、とシスコに尋ね、シスコはもちろんと答える。ジェイクはまた明日、というとベッドへ向かった。
シスコがベシアに呼ばれ、医療室に入ってきた。赤ん坊のことかと聞くシスコ。だがベシアはもう赤ん坊じゃないと言う。部屋の奥には、既に少年くらいにまで成長した子供※7が座っていた。

※6: Risa よく休暇のために使われる惑星。TNG第67話 "Captain's Holoday" 「大いなるホリディ」など

※7: (Hassan Nicholas)


ベシアもこのように驚くべきスピードで成長する種を知っているが、このような人間のような複雑な種族では見たことがないと驚く。外見では8,9歳に見えるもののまだ生後2週間もたっていない。するとその子供はシスコに「あなた誰」と聞いてきた。子供に名前を聞くが、何か食べたいという。これだけ代謝率が高ければ当然だとベシアが言う。そしてここはどこと聞く。シスコが宇宙ステーションだと説明するが、まだそれは理解できない子供。シスコとベシアは少し離れ、この子供の高い言語・認識能力に驚く。ベシアはこれは人が話しているのを聞いて覚えたのではなく、もともとこういう種族なのか、あるいは遺伝子に基本情報が埋め込まれているのかもしれないと話す。自然に備わった能力ではなく、もしかすると実験体なのかもしれない。そうするとこれは高度な遺伝子工学の産物ということになる。外部からの刺激なしに認識能力を発達させているのだ。シスコは知的能力を検査するように言う。自分が何者か言えるようになるかもしれないからである。
オブライエンは難破船でシスコに赤ん坊の入っていた容器を見せる。それは既に壊れている。船の構造は貨物船か輸送船で、コンピュータなどの情報システムは見つからない。ガラクタばかりだと言うオブライエン。シスコは了解すると、自室のレプリケーターを直してくれないかとオブライエンに頼む。オブライエンはマルダとのディナーのことをジェイクから聞いて知っていた。シスコはマルダを呼ぶことを伝えていなかったのでジェイクが怒っていると困る。オブライエンは当然だ、初めて彼女を家に呼ぶときは緊張するものだと言う。シスコはマルダはもう20歳で、ジェイクは16歳、だからとめるのが当然だと言う。オブライエンがならなぜ家に招待したと聞くと、シスコは好奇心からだと答える。まずは敵を知らなければと言う。もしマルダを気に入ったら、とオブライエンが聞くがそんなことはありえないと言ってシスコは出ていった。オブライエンは独り言のように、ジェイクは16歳でダボガールなんてませてるぞ、と言った。
キラは花を持って、ある部屋のベルを押した。出てきたのはオドーだ。中を見ようとするキラだが、オドーはドアの前に立ち何のようですかと尋ねる。キラは持ってきた花を渡した。新しい部屋の飾りのためだ。オドーは自分の部屋をそんなに見たいのかと聞く。キラは自分だけじゃない、興味津々だと笑っていう。オドーはため息をつくとドアを開けた。
中にはさまざまな彫刻のようなものが並んでいる。まだ始めたばかりで完成していないと言うオドー。どういう風にしたいのかと聞くキラ。オドーは流動体生物として自分を探求する場にしたいと話す。キラは自分が予想していた通りの部屋だと言う。ただ休むだけならバケツでいいからだ。だがオドーはバケツは使わないことにしたと言う。過去を忘れない様に捨ててはいないが、今では自分の好きなところで休むようにしていると言う。そしていろいろな素材に変化し、また試したいものがあったら持ち込んで誰にも邪魔されずに変化することができるとオドーは話す。キラは邪魔なら出て行くと言うが、オドーはキラなら大歓迎だと言う。そしてキラは花をどこに飾るのか聞く。オドーは思い付き、今まで液化するときに使っていたバケツを取り出しその中に飾った。完璧だと言うキラ。
ベシアはバーでダックスとあの子供について話している。子供は遺伝子を組み替えられている。しかし何のためにそうするのかはわからない。また血液を調べた結果、重要な酵素が欠けていてそれを大量に供給しないと循環系に障害を起こすことがわかった。何とかその酵素を作ることはできたもののどうしてそんな欠陥を直さないのかわからないとベシアは言う。その時ベシアに通信が入り、緊急事態だと言う。
彼が逃げ出したのだ。ベシアが何も危害は加えないと説得しようとするが、殴られ倒されてしまう。ダックスは保安部を呼ぶ。オドーが保安室から出てくる。彼はなおも周りにいるものに殴りかかっている。そしてオドーに飛び掛かったが、オドーは体を変化させ彼はすり抜けた。すると彼は腕を胸の前に組み、オドーの前にひざまずいた。ダックスがシスコに彼の種族がわかったと報告する。彼※8はジェムハダーだったのだ。

※8: (バンパー・ロビンソン Bumper Robinson)

作戦室に集まっているクルーのところへシスコが入ってくる。連邦はあの少年が輸送に耐えられるならば、第201宇宙基地へ送り専門家チームに引き渡すことことにすると伝える。キラは賛成するが、オドーは専門家とはどういう種類のものかと尋ねる。それは生物学者と心理学者とのチームになる予定だと言うシスコ。それなら少年を実験動物として扱うことになるとオドーは言う。シスコが丁重に扱われるだろうと言っても、やはり実験動物であることにはかわりないと言うオドー。ベシアもオドーの言う通りで、生物標本として扱うことはできないと言う。ダックスはだがもし創設者によって遺伝子的に殺人マシーンになっていたら、と言う。キラも賛同するが、オドーは自分があの少年の管理に適していると話す。シスコは押さえ切れる自信があるのかと聞く。オドーは彼は自分には忠誠を払うから大丈夫だと答え、任せてくれという。シスコはオドーとだけで話がしたいと言い、ほかのクルーは部屋を出ていった。シスコはオドーに創設者があの少年に対してしたことを負い目に感じることはないと言う。それでもオドーは少しでも傷を癒してやることが義務だと言い、自分が調査されていたころのことを話す。確かに丁重に扱われるが、結局実験標本でしかなかった。そしてチャンスをくれないかとシスコに言う。シスコは連邦には予備的調査が必要だと伝えると言う。だが彼はジェムハダーだ、と言うと部屋を出ていった。
少年は拘留室に入れられている。ベシアが欠けている酵素のことを説明しても、聞く耳を持たない。だがそこへ来たオドーの姿を見るとおとなしくなった。オドーは何も心配することはないと言って、拘留室から少年を出して椅子に座らせた。少年は何を食べても気持ちが悪くなり、また頭と胸に痛みがあると訴える。酵素が欠けているため禁断症状が出ているのだ。一応似たものは作れたが、彼が協力してくれない限り適切な投与量が分からない。オドーに諭され、少年は検査を受けてやると言う。検査が終われば好きなところへいけると言い、何をしたいか尋ねるオドー。少年は戦いたいと答える。オドーはほかの楽しみを見つけるべきだと言ってリラックスするように、そして笑うように言う。だが彼はまだぎこちない。ゆっくりでいいんだ、と言うオドー。
マルダが部屋に来ている。シスコはシュリンプクレオールのマンダレーソース※9を振る舞う。シスコはマルダに君のことを聞きたいと言う。マルダは両親を殺され、13歳で家出してからは2人の兄弟とも会っていないと話す。ダボガールとして働いていることを快く思っていないからだ。職業で人を判断する人が多いので嫌になると言うマルダ。ジェイクとシスコは顔を見合わせる。ジェイクはマルダが小説家の才能があるというが、それほどじゃないと言うマルダ。ジェイクの詩には負けると言う。シスコはジェイクに詩の才能があるとは知らなかった。ジェイクは遊び半分だと言うが、マルダはジェイクの詩は読んだもののなかでも一番美しいと誉める。だからジェイクを好きになった、それとドムジョット※10のプレイぶりも、と笑う。困るジェイク。もちろんシスコはジェイクがドムジョットが上手なことも知らない。ジェイクはデザートを見てくるといって向こうの部屋へ行ってしまう。ジェイクもはじめはほかの男のこと同じだと思ったと言うマルダ。でもジェイクには何かがあると言う。シスコは詩人と、ハスラーのほかにもっと教えてくれないかとマルダに言う。
オブライエンは難破船で見つけた奇妙な機械をオドーに見せている。どうしても解析できなかったものだ。それが酵素を供給するのかもしれない。創設者のことだから必ず赤ん坊と一緒に積んでおくはずだと言うオドー。オブライエンはどうしてそういう欠陥がある人間を作るのかと言う。少年が創設者に対して絶対的な忠誠を誓う様にだろうというオドー。レプリケーターで複製できない酵素が欠けているならば、ジェムハダーは創設者に対して従うしかないからだ。血の通った人間のすることじゃないと言うオブライエン。オドーは自分の種族には血液がないと答える。オブライエンは何も言えない。
少年は首につながっているチューブで、必要な化学物質を頚動脈内に送られる。どれくらい投与すれば良いのか分からないため、いろいろと試してみるしかない。それが始まると少年は気分が収まり始めた。気分が良いと答え、ありがとうと言う少年。オドーが出て行こうとすると、ぜひ一緒にいてくれという少年。ベシアは別に構わないと言う。少年はオドーの部屋に泊まることになった。

※9: Creole shrimp with Mandalay sauce

※10: dom-jot TNG第141話 "Tapestry" 「運命の分かれ道」にも登場したビリヤードのようなゲーム


オドーの部屋で、少年は興味深げに置物を見ている。何にでもなれるのかとオドーに聞く。人の顔など難しいものもあるというオドー。少年はなぜ可変種の方が上なのに固形種の真似をするのかと尋ねる。人間に上下はないとオドーは言う。だが少年は、オドーには劣るがここの人間どもよりは優れていると言う。それは間違っていると言うオドー。少年は素直に間違っていることを認め、オドーが間違えるはずがないと言う。完全無欠ではないと言うオドー。そしてこれからは自分で考え、行動するように少年に言う。そして今何をしたいかを聞く。少年は自分の種族について良く知りたいと答える。オドーは気持ちは良く分かる、しかし真実が喜ばしいとは限らないと言い、ディファイアントでシスコ達がジェムハダーと戦ったときの映像を呼び出した。※11少年はじっとその様子を見つめる。オドーは残虐な種族だ、しかし君までそうなる必要はない、ほかの方法で発散させればいいと話す。少年はどうやってと尋ねる。
オドーは少年を連れてホロスイートにやってきた。プログラム・オドー1を呼び出すと、1人の異星人が姿をあらわした。オドーはこれは映像なので怪我もしないし、死ぬこともないと言い、思う存分戦うように少年に言う。だがこの部屋の外では自分を抑えることを覚えろと言う。そして少年には武器と防具がつけられた。オドーに確認を取り、戦闘を始める。だがしばらく戦うと、少年は相手をすぐに打ちのめしてしまった。もっと強い相手を、と言う。オドーはレベルを2に上げるが、まだ弱すぎると言う少年。レベル3にする。キラが入ってきた。オドーに話があると言い、出ていく2人。少年はレベルを5に上げろとコンピュータに言う。
キラは少年を部屋に泊まらせているのか、と驚いてオドーに尋ねる。オドーはその方が落ち着くらしいと言うがキラはそのようにプログラムされているのだから当たり前と言う。オドーは少年と信頼を築きたいと言う。コントロールするのではなく、ほかの選択肢もあることを教えたいと言うオドー。だがキラは今のオドーは情に流されていると言う。ジェムハダーは心も体も、「殺す」と言う一つの目的のために作られていると言うキラ。だがオドーは、自分も創設者になるはずの体だった、そしてキラはテロリストになるはずだった、しかし2人とも違う道を選んだように、少年にもほかの道を教えてあげたいと言う。キラはあくまでもジェムハダーであることを忘れない様にと言い、オドーは部屋に戻った。そしてオドーはホロスイートの部屋に戻ると、プログラムを終了させた。まだ息遣いの荒い少年。
オドーと少年は通路を歩いている。その周りを避ける様にして歩く人々。オドーは好奇心もあるだろうがほとんどは怖さからだろうと言う。少年は当然だ、殺そうと思えば殺せると言う。殺す以外にしたいことはないのかと聞くオドー。だが少年はそれしかないと答える。オドーはため息をつき、人生にはほかにもいろいろな楽しいことがあると説明する。少年が反論しているとき、コミュニケータが鳴りオドーはシスコに呼び出された。少年は部下に連れられて部屋に戻る。
司令室に入ると、シスコがオドーに少年を引き取るためにU.S.S. コンスティレーション※12を派遣したことを伝える。艦隊は最優先事項に指定したのだ。シスコにもどうすることができない。その時、司令室に少年が武器を持ち、俺はどこへも行かない、といって入ってきた。

※11: 第47話"The Search, Part I" 「ドミニオンの野望(前)」のもの

※12: U.S.S. Constellation コンスティレーション級、NCC-1974。この名前を持つ船の2隻目。あの「U.S.S. スターゲイザー」などのプロトタイプと思われます


シスコが要求は何かと聞くと、シャトルが欲しいと言う少年。オドーと一緒に逃げるつもりだ。オドーはシスコに何の妨害もない様に頼むと、少年とともに出ていった。
通路を歩きながら、どこへ行くつもりなのかと聞くオドー。ガンマ宇宙域に帰るつもりだ。だが居場所はないとオドーは言う。ガンマ宇宙域に行くのではなく、連邦からもジェムハダーからも見つからない場所でひっそりと暮らせばいいと勧めるオドー。誰もいないところで自分の好きなように、新しい人生を始めようと言う。しかし少年は同胞のところへ戻りたいと言い、ジェムハダーでありたいと言う。オドーも人間の妙な思想に洗脳されてしまってるのだと言う少年。可変種に会ったことはないが、きっとオドーとは違うだろうと言い行こうとする。オドーは違うね、と一言だけ言い、少年を追いかけた。
シスコ以下3人の保安メンバーは、さきにシャトルのドックに転送する。シスコは相手が攻撃するまでは撃たない様に命令し散開させる。入ってきた2人の前にシスコが立ちはだかる。オドーは少年を同胞の元に返した後戻ってくるので通してくれと頼む。もし連邦に引き渡せば、たくさんの人が殺されるか彼が自殺するだけだという。無事に帰ってこれるかと聞くシスコ。少年は可変種を傷つけることはできないから大丈夫だとオドーは言う。シスコはコンスティレーションが到着したら、生きて捕らえることはできなかったと伝えると言う。ネチェーエフ提督※13はひどく怒るだろうが仕方ない。オブライエンに命じてセキュリティフィールドを解除させると、シスコ達は引き返していった。自分が恐かったのだと言う少年。オドーはシスコは敵ではないと言うが、少年はそうは思っていない。シャトルに乗り込む2人。
艦隊はジェムハダーを知る絶好のチャンスを逃して失望の意を表明した。だが少年がいなくなったおかげでステーションは平常に戻った。ジェイクはマルダとバーの中を歩きながら話している。シスコはマルダを気に入ってしまったみたいだと笑うジェイク。その様子を2階から見ているシスコとオブライエン。交際をやめさせるつもりじゃなかったのかと聞くオブライエンに、ジェイクの意外な一面を発見したと言うシスコ。そしてジェイクとドムジョットはしない様に忠告する。キラが座っているところへオドーがやってきた。オドーは「あの子のことですが、少佐の勝ちです」と言ってキラの前に座った。
※13: 第48話"The Search, Part II" 「ドミニオンの野望(後)」に一応登場


dot

previous第51話 "Second Skin" 「恐るべき過去」 第53話 "Civil Defense" 「暴徒制圧モード始動」next
USS Kyushuトップ | DS9 エピソードガイド